具雑煮(ぐぞうに)は、長崎県島原地方の郷土料理。島原藩領だった島原半島一帯で作られている郷土料理で、日常食ではないが家庭では正月はもちろんのこと、その他の祭礼、ハレの日の食事に供される。餅、野菜、肉、魚などの具を種類・量とも多く入れて煮込んだ雑煮である。入れる具の種類などは家庭ごとの差が大きい家庭料理。観光客相手に外食の店舗でも供されており、これら観光客には、土鍋で煮込んで供する形式が多い。島原の乱の原城籠城軍が、農民達にもちを兵糧として貯えさせいろいろな材料を集めて雑煮を炊いたのが起源とされている。これを元に、姫松屋初代糀屋喜衛ェ門が1813年に作ったと主張するが定かではない。しかしこの島原の乱では、百姓軍はスパイを除いて一人残らず殺されたので、この起源自体が定かではない。丸餅は煮て使用し、汁はすまし仕立て、かつおだしと醤油を使う。鶏肉、野菜はサトイモ・白菜・シイタケ・春菊・大根・ごぼう・人参などを使用する。焼きあなごを入れる事もある。
出典:wikipedia
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