『ジェット セット ラジオ』("JET SET RADIO") は、セガ(後のセガゲームス)より発売されたアクションゲーム、またはそのシリーズ、または同シリーズ内における架空の海賊ラジオ放送番組のことである。略称はJSR。ラインナップは以下の通り。アンダーグラウンドなポップカルチャーがテーマである。架空世界トーキョーなどを舞台にしたステージをスケートシューズで走行し、指定された場所でグラフィティ(落書き)を描いて行くゲームである。ケーサツやライバル(他のグループ)の妨害を回避して、グラフィティでストリートを埋め尽くすことを目標とする。ポップカルチャーの中でもストリート系を基調としており、グラフィティを筆頭に、演出やバックグラウンドミュージック、グラフィックも全てストリート系に統一されている。BGMは架空のラジオ放送である「ジェット セット ラジオ」にて、ディスクジョッキーがノンジャンル・ノンストップで音楽をかけ続けるという設定になっている。曲は長沼英樹などが手がけている。2000年当時としては珍しいトゥーンレンダリング技術のゲームへの応用による、ポップなアニメのようなグラフィックが特徴である。セガは本シリーズ内におけるこの技術を"マンガディメンション"と呼んでいる。『ジェット セット ラジオ』は、ジェット セット ラジオシリーズの1作目である。Electronic Entertainment Expo の「2000 ゲーム・クリティック・アワード」でのベスト・オブ・コンソール部門では最優秀賞を受賞し、同時にベスト・オブ・アクション部門でも最優秀アクションゲーム賞を受賞した。その他にも細かい物を含めると10程度の様々なゲームの賞を獲得している。2012年にはデ・ラ・ジェット セット ラジオをベースとしたHD画質対応版がPlayStation 3、Xbox 360、PlayStation Vitaの3機種にて配信が開始された。また、同時にiOSとAndroid端末向けにも配信された。日本ではiOS版に2012年12月20日、Android版は2013年1月30日、PlayStation 3、Xbox 360、PlayStation Vitaの3機種は2013年2月20日に配信開始した。ストーリーモードを進めることで、徐々にプレイヤーキャラクターが増えていく。キャラクターは以下の3タイプに大別される。ビートタイプ:最もバランスの取れたタイプで、癖の少ないキャラクターが多い。ガムタイプ:グラフィティを描いた時の点数が高いが、コマンドが複雑で持てるスプレーの数も少ない。またスタミナも少ないので上級者向け。コーンタイプ:グラフィティコマンドが易しく、スプレーも多いが点数が低い。テクニックが高いのでトリックで点数を稼ぐタイプ。舞台はアジアの架空都市トーキョート。大きく分けてシブヤチョウ・コガネチョウ・ベンテンチョウの3つの街が登場し、各ストーリーはその街の中の一部のエリアを攻略していく。HD対応版の発売にあわせ、アメリカ及びイギリスにてグラフィティコンテストが開催された。1200通以上の応募が集まり、18作品が入賞した。応募作品および入賞作品はセガ・オブ・アメリカの公式サイト、公式flickrにて閲覧する事ができる。『デ・ラ・ジェット セット ラジオ』は、『ジェット セット ラジオ』のパワーアップバージョンである。基本的なゲーム内容は『ジェット セット ラジオ』に準ずるが、2ステージ・8ミッションが追加され、エネミー・グラフィティソウル・BGMも追加された。『JSR』ではトーキョーのみでストーリーが展開されたが、追加された2ステージは海外が舞台となる。また、ゲーム中のBGMを聞くRADIOモードやプラクティスモードも新たに用意された。当初はセガのドリームキャストダイレクト(後のセガダイレクト。2008年4月3日にサービス終了)による通信販売専用ソフトとして「開発チーム入魂 オリジナルデザインTシャツ」が同梱されたバージョンが販売されたが、発売とともに品切れとなり、ユーザからの声が数多く寄せられたため、2001年10月18日にDD専売版の販売を終了し、同日よりTシャツを同梱しないソフト単品版が一般販売店で販売された。『タイピングジェット』は、出題される言葉を素早く入力し、追っ手から逃れることを目的とするタイピングゲームである。『ジェット セット ラジオ フューチャー』は、ジェット セット ラジオシリーズの2作目である。セガのXbox参入タイトル第1弾。ブーストダッシュなどの新しいアクションが追加され、操作方法も若干変更された。また、最大4人までの多人数対戦プレイができるようになった。Xboxにはウェブブラウザが搭載されていないため、前作のように好きな画像を保存してグラフィティとして使用することはできない。ある条件を満たすとライバルチームのキャラを使用する事ができる。『"Jet Grind Radio"』は、北米でのみ販売されたゲームである。日本での販売予定はない。内容は『デ・ラ・ジェット セット ラジオ』と同様である。
出典:wikipedia
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