四ヶ町商店街(よんかちょうしょうてんがい)は、長崎県佐世保市にある商店街。全長は516m、幅11mでアーケードが連続して繋がっている三ヶ町商店街の長さを含めると960mとなり、直線に繋がったアーケード街としては日本一の長さである。「四ヶ町」という名前の由来は、商店街が上京町・下京町・本島町・島瀬町の4つの町で形成されていることから。佐世保駅方面から入口に入ると比較的昔から経営している店舗が立ち並び、本島町付近から島瀬町付近までファッションビル、書店、雑貨店、レストラン、ファストフード、カフェ、その他各種の専門店が並ぶ。中心市街地の一つである島瀬町にはイオンが営業しており、隣接して親和銀行本店もあってこの付近が一番通行量が多い。1月2日の早朝に行われる初売りは約20万人の人出となる。また、イオンが展開する電子マネーであるWAONに関しては、以前からサービス展開を行っているイオン佐世保ショッピングセンターやマクドナルドに加え、一部の店舗においてもWAONの決済サービスが開始されている。テナントは60店舗以上あるが、ここでは代表的なテナントのみ掲載する。詳しくは四ヶ町アーケード公式ホームページを参照。佐世保市と同規模の他都市の商店街と比べ、当商店街が賑わいを見せている要因としては、国道35号に平行して市役所と佐世保駅約2kmの間を貫くように市街地が形成されているという、平地の少ない佐世保独特の地形からいえる。商店街の近くに主要施設が一通り揃っているため、用事を終えた後の買い物がしやすく、市民にとって利用しやすいことが要因とされる。さらにここ数年、佐世保市中心部にマンション建設が急激に増え、市街地の人口が増加しているということも挙げられる。しかし、これらにより通行量は増加しているものの、旧態依然とした商売を続ける老舗店舗の閉店や売り上げ減少、福岡市や郊外のショッピングセンターへの流出が問題となっており、特に福岡市への消費者流出は九州6都市(長崎市、佐世保市、熊本市、大分市、宮崎市、鹿児島市)の中でも佐世保市がトップであり、魅力ある店舗作り、テナントの充実など早急の対策が望まれている。そういった経緯もあってか、佐世保市相浦町にイオン九州の九州最大規模の郊外型大型商業施設の出店計画が持ち上がった際は反対し、署名活動も行っていた。その結果、当時の光武顕市長は、イオンに対して出店予定地の商業利用を認めないことを発表していた(なお、イオン九州はその後、白岳町の佐世保重工業の鉄構工場跡を2012年春に用地取得し、中型のショッピングセンターとして、同年11月30日にイオン佐世保白岳ショッピングセンターをオープンしている)。
出典:wikipedia
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