「BE MY BABY」（ビー・マイ・ベイビー）は、日本のロックユニットであるCOMPLEXの楽曲。同ユニットのファースト・シングルとしてリリースされた。アイドルとしてデビューし、音楽以外にも映画やテレビ出演などで活動していた吉川晃司は、1988年2月3日にシングル「プリティ・デイト」を発表後に1年間の休業宣言をし、事務所を独立、レコード会社を移籍して沈黙を続けていた。また、BOØWYの解散後にソロアルバム『GUITARHYTHM』を発表した布袋寅泰は、その後の活動が注目されている状況であったが、1988年12月10日に突如2人のユニット「COMPLEX」の結成が発表される。その後、第一弾シングルとして本作「BE MY BABY」がリリースされた。1989年4月8日に東芝EMIのイーストワールドレーベルより7インチレコード、8センチCDの2形態でリリースされた。カップリングの「CLOCKWORK RUNNERS」はアルバム収録のものとは異なり、イントロ部分約6秒がカットされたエディットになっていて、（時計じかけの走者達）という副題が付けられていた。後に吉川のダンス・リミックス・ベストアルバム『DISCO K2』（2007年）に、ボーナストラックとして「BE MY BABY (MONTSERRAT MIX)」が収録された。8センチCD盤は特殊パッケージとなっており、紙製のボックスにプラスチックのトレイを差し込む形になっており、CDを入れる紙製の袋と歌詞カードが添付されている。本作はリリース後オリコンチャートで1位となり、4月26日にはアルバム『COMPLEX』（1989年）、5月3日にはシングルビデオ「BE MY BABY」をリリースし、全てが1位を獲得しヒット作品となった。PVは白い空間で2人がそれぞれ歌、ギター演奏をするだけのシンプルなものとなっている。監督は中村友彦。後に「PRETTY DOLL」のPVとともにシングルビデオ『BE MY BABY』としてリリースされた。1991年にはトヨタ自動車のセラのCMソングとして使われ、2008年10月には同社のbBのCMソングとしても使われている。また、後にバラエティ番組『R-1グランプリ』（2002年 - 、関西テレビ）のテーマソングとして使用されている。嘉門達夫による替え歌でこの曲のイントロ部分を「今井美樹、今井美樹・・・」と歌うものがある。偶然であるがCOMPLEXのメンバー布袋寅泰はのちに今井と再婚している。

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