ヒバカリ（日計、日量、竹根蛇、"Amphiesma vibakari"）は、ナミヘビ科ヒバカリ属に分類されるヘビ。属内ではザウテルヘビと近縁で、記載前の亜種ダンジョヒバカリはザウテルヘビと混同されていたこともある。平地から低山地にある森林に生息し、水辺を好む。薄明薄暮性だが、雨天時には昼間も活動する。危険を感じると鎌首をもたげ、音を出して威嚇する。基亜種は10-4月に冬眠する。。泳ぐのが上手である。食性は動物食で、魚類、カエルやその幼生、ミミズなどを食べる。性質は温和。しかし、追いつめられると噛みつくような激しい威嚇行為を行うので、かつては毒蛇と考えられ、和名の由来となった。(後述)繁殖形態は卵生。基亜種は5-6月に交尾を行う。一匹のメスを5-6匹のオスがボール状に群がる姿が観察されている。基亜種は7-8月に1回に2-10個（平均6個）の卵を産む。卵は34-37日で孵化する。孵化した子ヘビは体長15センチメートルほど。無毒種だが、かつては毒蛇とされ、和名の「ヒバカリ」は、「噛まれたら命がその日ばかり」と考えられていたことに由来する。

出典:wikipedia