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赤い衝撃

『赤い衝撃』(あかいしょうげき)は、TBS系列で1976年11月5日から1977年5月27日に放送されたテレビドラマ。赤いシリーズ第4弾。平均視聴率 27.0%、最高視聴率 32.6%。赤いシリーズで、山口百恵が初めて主演することになったドラマである。それまで主演を務めてきた宇津井健が初めて退き(初回と後半に特別出演を果たしている)、山口百恵と三浦友和の主演作として、純愛、サスペンス、ドラマを成立させ、その人気をさらに強く決定づけた。ふたりを取り巻く個性派キャスト陣の演技も大いに評判を呼び、初放映時は最高視聴率32.6%を記録した。日本航空の全面協力もあり、『赤い疑惑』同様、当時の日航の国内線の就航地(福岡経由の阿蘇・沖縄)でのロケがある。同様に、山口百恵が機内で倒れ、機内での緊急手術が行われる緊迫シーンが用意されている(備考参照)。高校陸上界から期待されていた短距離走選手・大山友子。ある朝の自主練習の最中、背広姿の青年・新田秀夫が助言をしてくる。それが運命の出会いとなった。友子は秀夫に惹かれ始めていたが、秀夫は刑事であり、友子の父・大山豪助の犯罪を捜査していた。大山は高知県出身で、貧しい漁師の子供から大山産業の社長にのし上がった男で、法に触れる行為も行っていたのだ。だが、友子には優しい父親だった。大山は過去の乗っ取りから矢野ジローに狙われていた。矢野にとっては父親の敵であり、そのため矢野はライフルを手に入れていた。ある夜、矢野は大山を襲撃。しかし、大山を捜査していた刑事らに発砲され中途で逃走する。その最中、大山へ駆け寄った友子は背中に銃弾を受け、負傷していた。母・大山鈴代の旧知である医師・江崎ナツキの手術で一命を取り留める友子。アメリカの学会に参加する予定の江崎は手術後すぐに旅立ち、後を後輩の医師であり友子の兄(先妻の第二子)でもある大山豊に任せていた。その後、友子は下半身不随となっていたことが判明する。車椅子での生活を余儀なくされる友子。友子の背中を撃ったのは、秀夫か、それとも彼の父の新田雄作か?鑑定の結果、銃弾は秀夫の物と分かる。憤慨した大山は秀夫を裁判にかけるが、友子の証言もあり秀夫は無罪となる。秀夫は罪を償うため、友子に誠意を尽くす。だが。彼の両親はその光景を苦々しく思っていた。秀夫の母・新田文子は、かつて大山の元で働いていたが、暴行を受けたことがあった。秀夫は、実はその時の子供であり、新田雄作の実子ではなかった。しかし、それを知りつつ雄作は妻を娶っていた。一方、矢野の背後には大山の秘書・北川政夫がいた。彼は大山に利用される生活に嫌気が指し、大山産業乗っ取りを計画していたのである。大山の長女(第一子)で出戻りの大山政子に言い寄っているのも、その一環だった。大山はさらなる事業拡大を計画し、マロン製菓を標的に定める。創業家である大杉家の長男から、芸者を使って大量の株券を手に入れる。だが、捜査の手が伸びたため、株券は返納。正攻法で役員として接近する。そこで社長の大杉と、令嬢(第二子)の大杉ミサコに出会う。ずけずけと本音を語るミサコに、大山は好感を持ち、頼もしく思っていた。秀夫は友子のリハビリのため、休職しアパートを借りようとする。しかし、身障者に冷たい管理人たちによって次々に断られる。だが、偶然出会った大学の応援団員の紹介で、彼らと同じアパートを借りることが出来た。管理人の亡くなった夫は傷痍軍人であり、他人事とは思えなかったのである。だが、ささやかな幸せも束の間、友子はロウソクを倒してしまい、火事を起こしてしまう。発見が早いためボヤで済んだが、大家から200万円の請求を受ける。大山が肩代わりしたものの、友子は大山家に戻されてしまった。秀夫は200万を払うまで友子と会えなくなった。返済のために工事現場で働いていた秀夫は、出生の秘密を聞かされ、それでもなお恋心が止まず、ついには阿蘇山に向かう。返済のために紹介された職場だった。友子は母・鈴代と阿蘇を訪れるが、そこにはミサコも現れていた。ミサコも秀夫に惹かれていたのである。正々堂々の勝負を宣言するミサコ。だが、秀夫はミサコを相手にせず、そして友子にも冷たかった。理由を知るべく食い下がる鈴代に、ついに秀夫は実父のことを話す。異母兄妹では愛し合えない、というのだ。鈴代は友子にはそのことは告げられなかった。だが、ついに「友子は大山の子ではない」と真実を打ち明ける。これで二人の障害は取り除かれた。その頃、北川は矢野と大山を言いくるめ、共謀することに成功していた。大山は秀夫が実子と知り、彼に跡を継がせることを考え始める。傷害となる新田雄作を陥れるべく一芝居打ち、矢野に銃撃戦を仕掛けさせた大山は、雄作と秀夫が撃ち返してきた後で北川の足を矢野に撃たせる。だが、「秀夫の銃弾が北川を撃った」と主張。2000万円の損害賠償と引き換えに、姿を消すことを要求し、雄作を取り除くことに成功した。雄作の蒸発で精神的に追い詰められた文子は、「友子と結婚するなら死ぬ」とまで言い放つ。友子は「祝福されない結婚はできない」と、行き先も告げずに家出してしまう。秀夫らの捜索で、沖縄に向かったことが判明。その頃、友子は沖縄の海に身を投げようとしていた。波打ち際で車椅子から転べば、満潮になった時には溺死してしまうのだ。これは、かつで矢野の人質になった時の再現だった。だが、近所に住む老婆に一命を救われる。「沖縄戦では、生きたくても生きられなかった人が大勢いる」、と説得する老婆。やがて秀夫、ミサコ、大山、豊、鈴代、鈴代の父・神田兵吉が沖縄にかけつけて友子を見つけ、帰京のために飛行機に乗る。江崎はアメリカで新しい治療法を知り、友子に試すべく帰国していた。羽田に迎えに出た江崎だったが、機内で友子の容態が急変したことを知る。以前から脊髄を止めている金具が外れかけていたのだ。外れてしまうと、近くにある動脈を切り、出血死してしまう危険性が高い。ショックを受けるため、着陸前に手を施さなくてはならない。江崎は無線で指示を出し、豊は機内の乏しい器具で友子を手術する。飛行機は羽田に接近しても旋回するだけで一向に着陸しない。焦れて罵声を浴びせる乗客に対し、「賠償は全員に対して完全に行う」と大山が宣言し、沈静化したものの、兵吉の「困った時には助け合いが必要」の言葉には冷笑が浴びせられる。燃料がギリギリになる中、パイロットは限界まで滞空し、時間を稼ぐ。ついに手術は成功し、機は無事に着陸できた。江崎は、金具などではなく人骨を部品に使い、友子の脊髄を補強する方法を試みる。秀夫が提供を申し出、手術が行われた。リハビリは順調に進み、親身になる江崎に接する内に、友子は「江崎医師が自分の父親では?」と思い始める。だが、母は答えてくれない。確かに、若い頃の江崎と鈴代には、恋心があったのだが…。意外なことに、友子の父親は北川だった。昔、江崎が外国に勉強に行った頃、鈴代はその帰りを待っていた。だが、父の会社が倒産し、心細い時に北川と出会い、支えられたのだった。だが、北川は大山の身代わりとなって刑務所へ行くこととなり、頼れる人のいなくなった鈴代は、身重と知りつつ大山の後妻となったのだった。真実を知った北川は友子を取り返そうとする。大山との争奪戦は、ついに北川に叛意を決意させた。大山が犯罪を行った証拠となる書類の詰まったトランクを持ち出したのだ。当初は秀夫に直接渡す予定だったが、友子と鈴代に託すことになる。だが、矢野が痺れを切らし、鈴代の実家を襲撃。居合わせた兵吉を脅迫し、トランクを手にする。トランクと娘を巡る争い。そんな中、偶然見つかった雄作は死亡。妻の文代は塞ぎこんでしまう。やがて北川と大山は和解するも、大山を襲った矢野の銃弾から大山を庇い、北川も死亡。トランクは警察の手に渡り、大山は投獄される。「負けが決まったからにはジタバタしない」と、素直に自供する大山。そして、大山産業の残された社員の運命をマロン製菓の社長・大杉に一任する。友子のリハビリは奇跡的に進み、ついに100メートル走で12秒6を切ることに成功し、大会への出場権を得る。義理の姉・政子とも和解し、大会を鈴代、兵吉、豊らと見守る。秀夫の熱意に動かされた警視庁捜査二課長・水谷の計らいで、大山も観戦することが出来た。また、友子の説得で、文代も姿を見せていた。最後の調整で、秀夫は友子の勝利を確信する。スタート後、猛追を見せる友子だったが、転倒してしまう。足を引きずりながらゴールを目指す友子。秀夫ら一同は一丸となり友子を励まし、ゴールにテープを貼り直す。そして、友子はかなり遅れてゴールした。友子は、二度と走れないことを自覚した。しかし、人生を歩んでいく決意は出来ていた。宇津井に関しては、当時大映テレビに籍を置いていたこと、及びこれまで同会社製作ドラマに主役クラスで数多く出演したという功績もあり、オープニングのクレジットでは、監督の前の順番で「特別出演 宇津井健」という形で氏名表記がなされている。当シリーズ及び大映テレビが製作するテレビドラマではよく見られることである(当作や『赤い嵐』、『少女に何が起ったか』、『遊びじゃないのよ、この恋は』など)。

出典:wikipedia

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