石川県輪島漆芸美術館（いしかわけん わじま しつげい びじゅつかん）は、石川県輪島市にある漆芸専門美術館である。石川県輪島漆芸美術館は常時漆芸品を展示している漆芸専門美術館である。世界に誇る優れた漆文化の発信拠点として、1991年（平成3年）に開館した。建物の外観は正倉院の校倉造をイメージした特徴的なデザインで、吹き抜けの広々とした館内ではそこかしこに漆を用いている。漆塗りの椅子に腰掛けながら、漆器の製作工程や漆芸作家の作品世界を紹介するビデオを鑑賞したり、充実した漆芸・美術関連図書を自由に閲覧することができる。展示では四季おりおりの展覧会のほか、輪島塗の歴史と文化を紹介し、日本を代表する漆器として知られるようになった謎を追う展示を常時設けている。またマイストラップやマイ箸などの手作り体験もできる（要予約）。

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