東京農業大学第三高等学校・附属中学校（とうきょうのうぎょうだいがくだいさんこうとうがっこう・ふぞくちゅうがっこう）は埼玉県東松山市にある私立中学校・高等学校。略称は「農三（のうさん）」、「農大三中・高」、「東農大三」。設置者は榎本武揚創設の学校法人東京農業大学。東大を始めとする最難関大学進学を目指すスーパーセレクトコース(SSC)、特別進学コース、総合進学コース、中学校から上がってくる一貫コースの全4コース制だったが、2016年度より新コース制度ができた。母体が農学を扱う大学であるが、農業科等は設置されておらず、普通科のみの全日制高校である。校訓は“不屈・探求・信頼”。みんなの学校へ。をPRに公開市民講座を開く。東京農業大学創設者の榎本武揚から武揚会館（ぶようかいかん）と名づけられた。2000年度までは校内に路線バスの停留所を数箇所置くという形（この為東松山駅、鴻巣駅、熊谷駅始発の東武バスには「農大三高行き」という路線が存在していた）であったが、2001年4月より独自のスクールバスを導入。学校と東松山駅、熊谷駅、鴻巣駅、行田市駅（吹上駅経由）各駅とを結ぶ4路線を設置した。翌年には混雑緩和の目的で1年生用に森林公園駅路線を増設、さらに付属中学校が開校した2009年4月には上尾駅、本川越駅路線が増設された。周辺駅とのリンクはかなり整備されている。2008年度まで東松山駅行きの委託業者は国際十王交通、熊谷駅、行田市駅、吹上駅、森林公園駅行きはビーエム観光、鴻巣駅行きは東榮自動車だったが、上尾駅、本川越駅の路線が増設された2009年度からは、全路線ビーエム観光となった。スクールバスは、基本的に緑を基調としたカラーである。このカラーは学校オリジナルのものではなく、三菱ふそうエアロスターというバスのサンプルカラーに学校名を書き加えただけのものである。三菱ふそうのサンプルカラーであるにも関わらず、いすゞ車や日野車にも採用されている。他のカラーのバスには学校名が書かれたマグネットシートが貼ってある。定期代は一般の路線バスの半額程度といわれている。また、校内の券売機で回数券を販売しているため、定期券を持っていない生徒の利用も可能である。小宮安里(都議会議員)

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