ファンカーゴ("FunCargo" )は、トヨタ自動車が生産・販売していた小型トールワゴンである。5ドアの背の高いワゴンボディというスタイリングで、初代ヴィッツの車台をベースとしたモデルである。同じくヴィッツをベースとするbBとは異なり、当時の欧州の趣向に沿った抑揚の強いデザインとされる。ホイールベースはヴィッツより130mmの延長となっている。エンジンはFFモデルが1.3L・2NZ-FE型及び1.5L・1NZ-FE型を搭載、4WDモデルは1NZ-FE型のみを搭載する。トランスミッションは 全車4速AT(Super ECT)が設定される。欧州市場では「ヤリス・ヴァーソ」、すなわち「ヤリス(ヴィッツ)のバン」という意味の名称で販売された。イギリスでのユーザー満足度調査で一位を獲得するなど、ターゲットとしていた欧州で高い評価を得た。ファンカーゴはインパネにセンターメーターレイアウトを採用、同時発売されたプラッツとともに、当初からISOFIX対応のリヤシートが全車標準装備された。リヤシートには床下や前方への格納機能があり、広い荷室を簡単に設定することができる。自転車や大型のクロスバイクなどもそのまま標準装備のフックを使用して収納できるなど、当時のコンパクトカーの中でも最大レベルのキャビン容積・収納スペースを備えている。この容積を利用してキャンピング用途や車いすでの乗降が可能な介護福祉車両(ウェルキャブ)としても使用されている。また大都市を中心にタクシーとして使われることも多い。トヨタモデリスタインターナショナルからは、特別仕様車「VF130」が350台限定で販売された。第20回 1999-2000日本カー・オブ・ザ・イヤーをヴィッツ、プラッツとともに受賞。英語の「Fun:楽しい」と「Cargo:積荷」の合成語。トヨタカローラ店と“トヨタビスタ店”(販売店統合後は“ネッツトヨタ店”)で販売された。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。