加藤 じろう（かとう じろう、1969年4月13日 - ）は、東京都調布市出身のフリースポーツアナウンサー。一部の番組ではTCP Artistと業務提携をしている。以前はスカイ・A（朝日放送の衛星テレビ局）、現在はEXスポーツで行われているアジアリーグアイスホッケー（日本リーグ時代含む）や、J SPORTSで放送中のNHLの実況を数多く手がけている。またソチオリンピックでも、ジャパンコンソーシアムが放送しない男子アイスホッケーの試合の生放送をNOTTVで全試合実況するなど、自他共に認める氷上の格闘技の「語りべ」。アイスホッケーだけでなく、野球、バスケットボール、バレーボール、アメリカンフットボール、キックボクシング、フィギュアスケートなど、様々なスポーツの実況を幅広く担当している。近年では、東北楽天ゴールデンイーグルスの生中継の実況で用いて、「スリーマウンテンズ」の名づけ親となったり、Jキックボクシングでは、ファイヤー原田の独特な日本語を、あえて日本語に翻訳し直してリングインタビューなど、多くの逸話を残している。そのため楽天ファンからの人気も高く、なかでも駒田徳広とのコンビは他局では見られない実況と解説で、ニコニコ生放送を中心に特定層のファンが多数いて人気だったが、現在は放送局も変更され鷹揚のないスタイルへの変更に伴い、矢野吉彦らアナウンサーと、松本匡史、山村宏樹ら解説者などと同じく、出演の機会がなくなってしまった。元々はフリーライター出身なので、スポーツや音楽記事の執筆もしているが、長年観戦し続けている熱心なアイスホッケーファンが待望するアジアリーグアイスホッケーのオフィシャルプログラムで、シーズン展望や注目選手の記事を担当。アジアリーグ開始以前の日本アイスホッケーリーグでも、オフィシャルプログラムの記事執筆を担当していた。最近は海外メデイアでのアイスホッケー記事の執筆も担当している。2016年からヤフーニュースで、氷上の格闘技の語りべ・加藤じろうがアイスホッケーを「語る」！のタイトルでページが設けられ、独自の視点から国内外のアイスホッケーら話題を伝えている。アイスホッケーに限らず、アイススレッジホッケーでは、国際大会の公式アナウンサーを長く担当し、バンクーバーパラリンピックの中継では、NHKの解説者もしていた。さらにソチパラリンピックや世界選手権でも、スカパーライブのメインアナウンサーとして、決勝戦の実況などを担当していた。

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