福岡県立ひびき高等学校(ふくおかけんりつ ひびき こうとうがっこう)は、福岡県北九州市戸畑区天籟寺一丁目2番1号にある男女共学の公立高等学校。2003(平成15)年4月、旧戸畑中央高等学校が制度改編され誕生した。定時制単位制高校。福岡県内の公立高校としては、博多青松高等学校に次いで2校目の単位制高校である。校訓を「自助」「自敬」「信愛」とし、求める生徒像を「堅志勉力を持って生涯の道を進むこと。夢に向かって自ら選び、自ら学ぶ意欲を持ち、心豊かにしてたくましく生きる人であること」としている。定時制単位制課程普通科である。定時制であり、I部(午前部)・II部(午後部)・III部(夜間部)の3つの部が定められており、生徒がいずれの部かに所属し、所属する部を中心として生徒自身が自分の進路目標や生活スタイルに応じて自分だけの時間割をつくることができるというシステムとなっている。また単位制であり学年の区別を設定していない。生徒は、自らの修得単位に応じて新入年次・在校年次・卒業年次という3つの年次を進んでいく。入学した年度は、ほとんどの生徒が新入年次に所属することになるが、修得単位数が一定の基準を上回ると卒業年次に所属することになる。新入年次から、卒業年次に移行する間の年次が在校年次である。なお、1年間で修得できる単位数は32単位(半年で16単位修得)で、卒業するには最低76単位以上かつ、高等学校課程に3年間属さなければならないという規則がある。他の高等学校で単位を修得した編入学生徒は、修得単位数の状況と高等学校在籍の通算年数に応じてひびき高等学校での在籍期間を設定することができる。例えば、最短で半年の在籍で卒業していく生徒も存在する。多彩な科目、多様な難易度の中から自分で授業を選択することができる。まず、多くの科目で「基礎」「標準」「発展」等の難易度別に設定されている。また、大学受験に対応した「応用」講座も併置されていることから、生徒は自らの学力レベルや進路目的に応じて講座を選択することができる。こうした講座数は、全部で400を超えている。芸術科を例にとると、「音楽」「美術」「工芸」「書道」の4科目が揃っており、それぞれの科目で、例えば「書道I」から「書道III」のように上位科目まで設定されているので深く学ぶことができる。さらに、国語科では小論文講座「社会を知り、自分と出会う表現活動」、外国語科では「ハングル」や「中国語」、情報科では「ネットワークシステム」「マルチメディア表現」を学ぶことができるし、商業科目はすべて専門科目が設定されている。一方、ひびき高等学校独自の教科としては「環境情報」が設定されている。この「環境情報」では、マスターティーチャープログラム(MTP)に参加しておりアメリカの高等学校とインターネット回線を通じたテレビ会議で日米の生徒が共同で環境問題に取り組んでいる。在籍中に取得したワープロ検定や英検・漢検等の資格や検定の成果、「高大等連携事業」における学校外での学修成果も卒業単位とすることができる。「高大等連携事業」では、ひびきの生徒が大学や専門学校の通常の講義を受けることができるシステムである。生徒が選んだ講座を半年から一年間かけて受講する。大学進学希望者にとっては、自らの進路希望をあらかじめ深く学び、自らの適性を確認することができる。一方、公務員試験受験希望者にとっては、専門的で実践的な講義を受けることができることから、ほとんどの公務員試験合格者は、この講座で学んでいる。福岡県内全域。最寄公共交通機関
出典:wikipedia
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