『メタルギア2 ソリッドスネーク』 () は、1990年7月20日にコナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)から発売されたゲームソフト。メタルギアシリーズの2作目である為、よくMG2と略されるが「メタルギア2」ではなく「ソリッドスネーク」が正式タイトルである。コナミのカスタム音源チップSCCを搭載している。コナミによるMSXオリジナル作品の最終リリースとなった。前作では“前しか見ていない”敵兵士であったが今作では敵兵の視界が広がり、トラップ(罠)として足音が鳴る床などの仕掛けや、システム面でもトラックの下などに隠れられる匍匐操作、敵兵に発見された状態である“危険”から“回避”のモード移行など、後の続編であるPlayStation版『メタルギアソリッド』に繋がるアイデアが数多く採用されているなど、総合的な完成度ではコナミのMSXゲームの最後を飾るにふさわしく最高傑作との呼び声も高い。メタルギアシリーズは本作で一度終止符を打ち、後の1998年に続編『メタルギアソリッド』が発売されたが、説明書にはMSX2版『メタルギア』についても触れており、また銃が使えず格闘戦になるサイボーグ忍者との戦いで「思い出さないか?」と、本作をプレイしたユーザーにしか思い出しようがないセリフが出てくるほか、様々な細かいところにMSX2版の要素が仕込まれており、これまでの2作と密接なストーリー関係を持ったメタルギアソリッドシリーズとして生まれ変わり、現在に至るまで連綿と作品がリリースされ続けている。2005年12月22日発売のPlayStation 2用ソフト『メタルギアソリッド3 サブシスタンス』と、2011年11月23日にPS3とXbox 360、2012年6月28日にPlayStation Vitaで発売された『メタルギアソリッド HDエディション』には、前作『メタルギア』と共に復刻版が収録されている。日本国外ではMSX2版が発売されなかったため、復刻版によって初めてプレイが可能になった。2010年3月30日からはWiiのバーチャルコンソールでも配信されている。実在の俳優をモデルにしたMSX版とは違い、復刻版ではキャラクターの顔グラフィックおよび、一部キャラクターの名称が変更されている。本作においても主人公の任務は「極秘潜入」である。敵兵に見つからないようにマップを探索し、マップ内にいくつか設けられたチェックポイントに到達することでシナリオを進めていく。ただし、チェックポイントの一部には、任務を妨害するボスキャラクターが配置されており、この場合はボスキャラクターを撃破することでシナリオが進行する。主人公ソリッド・スネークには体力を示すLIFEゲージがある。LIFEゲージは敵の攻撃や敵兵を含む一部の障害物との接触、子供を殺害、ガス室内や水中への長期滞在によって減少。回復アイテムである「レーション」を装備していない状態でLIFEゲージをすべて失うか、落とし穴などの即死トラップにはまるとゲームオーバーになる。前作『メタルギア』を改良すべく再構築されたシステムは当時としても完成度が非常に高く、その根幹部は後の「メタルギアソリッド」シリーズへ継承されている。代表的なものを下記に列挙する。本作から無線通信画面ではスネークに加えて通信相手のフェイスグラフィックが表示されるようになった。このグラフィックは写実的なものだったが、携帯版、PS2版およびWii バーチャルコンソール版では新川洋司によって全キャラクターの顔が描き直された。このうち、『メタルギアソリッド』に登場したキャラクターはそちらでの容姿が元になっており、MSX2版とは全く違うイメージとなったキャラクターもいる。以下はMSX2版オリジナルの場合の操作方法を記す。他の移植作品については付属の各説明書を参照のこと。
出典:wikipedia
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