サッカーボリビア代表()は、ボリビアサッカー連盟により構成されるサッカーのナショナルチーム。ホームスタジアムはラパスにあるエスタディオ・オリンピコ・エルナンド・シレス。このスタジアムの標高が約3,600mとあまりに高いので問題になったことも過去にある(後述)。FIFAワールドカップには3回出場しているが、CONMEBOL所属のチームでは本大会出場の無いベネズエラと共に本大会での勝利が無い。第一回の1930年大会は全出場チームが招待参加。1950年大会は現在のような長期にわたる南米予選が存在しておらず、ホスト国ブラジルが予選免除だったことに加えアルゼンチンが不参加だったことにより予選グループ分け時点で出場決定した(いずれも1次リーグ敗退)。1994年のアメリカ大会予選では、首都ラ・パスでのホームゲームで標高3600mの高地にあるという地の利を最大限に生かしてウルグアイを破り、これまで南米予選でいかなる国にも負け知らずだったブラジルに初めて土をつけ4連勝。アウェーも1勝2敗1分で乗り切り通算成績を5勝2敗1分として44年ぶり3回目の出場を決めた。しかし大会開幕戦となった初戦のドイツ戦を0-1で落とし、韓国には0-0のスコアレスドロー、グループリーグ突破に最後の望みを賭けたスペイン戦では1-3の完敗を喫して全3試合を0勝2敗1分の成績でグループリーグで敗退した。その後、1998年のフランス大会予選から南米予選の形式が従来のグループ戦から10カ国による総当り戦へと変更された。これはボリビアにとって「ホームゲームの増加」というメリットよりも「強豪との対戦数が大幅に増えたことによる勝率の著しい低下」というデメリットをより際立たせる(或る意味で致命的な)変更となる。更に他の南米諸国も「ラ・パス対策」としてそれなりに高地での試合経験を積んで臨むようになってきたため、以前のようにホームでの驚異的な強さもなくなり(元々アウェーでは弱い)、1994年大会以降は低迷が続いている。その一方でコパ・アメリカには23回出場しており、1963年大会では優勝を果たしている。日本代表は1999年のコパ・アメリカなどで通算2度対戦しており、1勝1分となっている。FIFAが2007年5月に健康上の問題を理由に標高2500mを超える高地での国際試合禁止を決定。この為、ラ・パスでのホームゲームが出来なくなったボリビアは同国のモラレス大統領が同年6月1日に同国にある標高5395mのチャカルタヤ山の山頂付近でサッカーをプレー、6月12日には同国最高峰のサハマ山(標高6542m)の山頂付近でプレーするなど体を張って抗議した。これを受けて、FIFAは限界を3000mに緩和した。それでもなお、FIFAが定めた限界より高い3600mのラ・パスに関しては南米各国が認めれば試合開催可能とした。同年7月14日に南米サッカー連盟が全会一致で承認し、これまで通り、ラ・パスでの試合開催が可能になった。※出場した回のみ表記
出典:wikipedia
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