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ブッホ・コンツェルン

ブッホ・コンツェルンは、ガンダムシリーズのアニメ映画『機動戦士ガンダムF91』に登場する架空の企業群。本項では関連組織である私設軍隊クロスボーン・バンガード、およびその名を継いだ組織についても解説する。ブッホ・コンツェルンは、新興の複合企業集団であり、多数の企業をその傘下に置いている。創設者はジャンク屋を一代にして大企業に育て上げた異能の経営者、シャルンホルスト・ブッホ。企業経営を通して民主主義社会の退嬰を痛感した彼は、愚昧な大衆による社会運営ではなく、高貴な精神や高い知性を備えた選ばれしエリートによる社会運営を理想として考えるようになる。やがて自らの理想社会実現のため旧欧州の名家ロナ家の家名を購入した彼は、シャルンホルスト・ロナと改名して名族の血筋という肩書きを手に入れ、「貴族」として社会構造の先頭に立つ高潔な人間による「貴族主義」による社会変革を真剣に考えるようになる。息子マイッツァー・ロナの代には父親譲りの卓越した経営能力によりブッホ社はさらに事業拡大の道を歩み、政界とのパイプを密にしていった。マイッツァーは幼少の頃から父に教え込まれてきた貴族精神を「コスモ貴族主義」として昇華させると、父の理想だった高貴な精神と高い能力を持つ者による貴族主義統治を実践する理想国家「コスモ・バビロニア」の建国に向け、行動を始める。宇宙世紀0106年の社内の職業訓練学校を隠れ蓑とした軍学校・士官学校を基に立ち上げた私設軍隊「クロスボーン・バンガード」の編成と合わせ、デナンシリーズやビギナシリーズといった従来に比べ小型かつ高性能のモビルスーツ (MS) を開発・量産配備した。その経緯は、映画冒頭以前からを描く小説版『機動戦士ガンダムF91』に詳しく記述されている。しかし、クロスボーン・バンガードが決起して歴史の表舞台に出たコスモ・バビロニア建国戦争(宇宙世紀0123年開戦)でコスモ・バビロニアが組織の分裂による崩壊を起こしたため、軍としてのクロスボーン・バンガードも同時に解体されてしまった。ブッホ・コンツェルン本体がどうなったかの詳細は不明。宇宙世紀0133年を舞台とした続編『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の時代ではブッホ・コンツェルンの名前は一応出てくるが、ブッホ製のMS「ゾンド・ゲー」は既に旧式化しており、その部品は全く生産されていない。宇宙海賊クロスボーン・バンガードに兵器補給をしていたのがサナリィだけで、ベラ・ロナが率いる新生クロスボーン・バンガードとの関係ははっきり描かれていない。しかしMS関連事業は継続していたようであり、木星戦役で連邦を支援したコロニー軍のMSにデナンタイプやエビル・SらしきMSが複数確認できる。その後のザンスカール戦争(宇宙世紀0149年開戦)には、名前すら登場しない。ここに上げた以外にもマスコミや調査会社など多数がある模様。また、独自に建造した小型のスペースコロニー(ブッホコロニー)を2基所有する。ブッホ・コンツェルンが人心の掌握のために設立した宗教団体。マイッツァー・ロナの長男ハウゼリーの娘である少女シェリンドン・ロナを教祖としている。小説版『F91』で既に存在していた設定だが、それほど深くは描かれておらず、後の漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』で重要要素として表舞台に登場する。その教義は「人の生命は魂の修練の場」というものであり、貴族主義を基にしたものである。建国戦争終結後も健在の模様で、分裂した貴族主義者の拠りどころの一つになっていた。宇宙世紀0133年時点のシェリンドンは「ニュータイプこそが争いをなくすために神に力を与えられた者」という思想に至っており、優秀なニュータイプの素質を持つ者たちを、半強制的に集めていた。なお、資料によって「コスモ・クルツ教団」と表記される場合もある。フランス語でいう「ノブレス・オブリージュ」を基盤とする思想。「高貴な人間にはそれを伴う義務がある」ことを掲げ、体現している。この思想での「貴族」とは、「高貴な精神」や「高い能力」を持つ人間を意味し、それらを持つ者であれば由緒ある血筋や家柄がなくても「貴族」となって、コスモ・バビロニア内で社会の中枢となることが認められている。そもそも提唱者のマイッツァー・ロナ自身が元々はジャンク屋上がりであり、名門ロナ家の家名は購入して得たものである(旧姓はブッホ)。宇宙世紀0123年当時の人類社会は退廃の極みに達し、それを統御する立場にある地球連邦政府も腐敗しきっていた現状を憂い、マイッツァーは絶対民主主義、自由主義、平等主義を掲げる地球連邦政府を、堕落の温床であるとして打倒し、コスモ貴族主義に基づく新たな階級制度による社会秩序を建設する理想国家「コスモ・バビロニア」の建国を画策し、私設軍クロスボーン・バンガードを結成し、フロンティア・サイド強襲を皮切りにスペースコロニーの制圧に乗り出した。また、地球の汚染を阻むためには増えすぎた地球圏の人口削減まで必要と考えられている。ただし、鉄仮面やジレ・クリューガーのように手段を選ばない大量虐殺をすることを躊躇わない者もいれば、それに反発する者もいる。例えばザビーネ・シャルは鉄仮面の方針は快く思っておらず、バグによる大量虐殺を知った際には、計画を実行していた1人であるジレを射殺している。また、鉄仮面自身も劇中で「人類の10分の9を抹殺しろと命令されれば…」という発言をしたことと、それを実行に移すために強化人間となり精神を歪ませた旨の台詞を作中で述べているため、鉄仮面自身が大量虐殺を考案したという確証は無い。このため単に命令されたから大量虐殺を行っただけという可能性もある。このように、内部で方針が完全に統一されているとは言い難く、決して一枚岩の組織ではない。イデオロギーとして、異論を論破し内部意志を統一し社会そのものを改革・領導する、明確な理論を提示し、それを貫徹しうる勇気とカリスマを備えた思想的指導者たりうる、「人間的な意味合いでの貴族」が実在しないことが弱点だった。また、血筋にこだわらないことを標榜しながらロナ家を出奔したベラ(セシリー)を後継者とすることに固執する、ブッホ・コンツェルン自体も打倒すべき連邦政府との癒着を力の根源としているなど、多くの矛盾を抱えていた。ただし、尺の短い劇場版では、これらの矛盾点は表面化しなかった。続編ともいえる漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』によれば、マイッツァーの孫でコスモ・バビロニアの正統継承者であるベラ・ロナがコスモ貴族主義を自己否定する言動を取ったことにより衰退したと語られている。皮肉にも、このベラ・ロナの毅然とした態度と自ら矢面に立つ勇気こそが、コスモ貴族主義の理想像そのものだった。なお、10年後の宇宙世紀0133年になってもなお、この思想を支持する者や前述のコスモ・クルス教団に賛同する者は少なからず存在した。スペースコロニー・フロンティアIVでの「コスモ・バビロニア宣言」によって建国した新興コロニー国家。「バビロニア」は、人類史上初の成文法を成立させた古代バビロニアにちなんで名付けられた。ブッホ・コンツェルンの幹部たちが貴族として治め、その象徴(アイドル)となる女王としてロナ家の直系であるベラ・ロナが据えることをマイッツァーは考えていた。『F91』で描かれたのは建国宣言までであり、それ以降の詳細は不明。『クロスボーン・ガンダム』の中では、象徴だったベラ・ロナが貴族主義を否定する宣言を行ったため組織が分裂して国が崩壊した、とだけ語られている。ブッホ・コンツェルンの私設軍隊。コスモ・バビロニアの建国のための制圧、破壊活動を担う組織として設立された。組織名は、中世の海賊旗に由来する「クロスボーン」に「尖兵」や「前衛」を意味する「バンガード」を組み合わせることで、「世直しを標榜し、実践する尖兵の軍隊」というようなニュアンスが込められている。一般市民の堕落とそれを是正しようともしない連邦政府の腐敗を正し、理想国家を実現するための尖兵として自らを規定し、コスモ・バビロニア建国の暁には解体し、人心の平安を守るための軍隊として再編されることが基本法に定められている。コスモ・バビロニア宣言以降はコスモ・バビロニアの国軍に移行した。貴族主義に基づいて創設された軍隊であり、随所に古代の騎士を思わせる武器兵器や風習(巨大なビームフラッグを使って隊列を作るなど)が見られる。ブッホ・コンツェルンが運営していた職業訓練校にそのルーツを持つ。ブッホ・コンツェルンの主事業であるジャンク業は、宇宙空間を漂流する様々な廃物の回収とその解体再生を中核としていた。それに伴う、時に遠方の僻地開発に耐えうる人材の育成の必要性から職業訓練校を運営していたが、これは同時に新時代を建設する実行力となる、優秀で旧来の思想に染まっていない若者たちを選抜する目的もあった。企業内で開発されたマシンの操縦訓練の枠を超えた軍事訓練が行われる一方、貴族主義思想の教育が行われ、やがて創設されるクロスボーン・バンガードの兵士としての鍛錬が秘密裏に行われていた。さらに、特に優秀な若者は連邦軍の士官学校にて正規の軍人教育を受けさせ、士官学校卒業者の義務である3年の連邦軍勤務も果たした上で帰還させた。給料と年金泥棒に堕している連邦軍人の退嬰を目の当たりにした若者達は、職業訓練校で教育された貴族主義思想をより強固なものとし、クロスボーン・バンガードの理想を体現する軍事指導者として育っていった。学校の創設から始めて、全体的に質の高い兵力を揃える長期的な取り組みは奏功し、劇中でも当時の連邦軍将兵と比較して練度も士気も高く、コスモ・バビロニア建国時の戦闘では兵器の性能差と不意打ちの有利を差し引いても連邦軍を圧倒していた。コロニーを守るはずの連邦軍側は不思慮な攻撃により市民やコロニーにも被害を与え、戦闘地域を市街地などへ無闇に拡大し、果ては守るべき避難民達を盾にする所業に及ぶ体たらくは、指揮の徹底や迅速な命令遂行を為し、コロニーへの被害防止のため火器の使用を制限したクロスボーン将兵とはあまりに対照的だった。宇宙世紀0120年代後半、ベラ・ロナによって宇宙海賊としての活動を再開したクロスボーン・バンガード。地球侵攻を企む木星帝国の野望を阻止すべく、サナリィよりクロスボーン・ガンダムシリーズを譲り受け、ゲリラ活動を行った。地球侵攻計画発覚以前の木星側の公式発表のみがマスコミに流されていたため、地球圏では「ガンダムタイプのMSを使って木星の輸送船を襲う宇宙海賊」として認識されていた。反貴族主義者が母体となっているため、旧クロスボーン・バンガードとは理念が全く違っているが、人や金を集めるためにかつての貴族主義者を頼っており、構成員の中にはコスモ貴族主義に傾倒している者も多く、反木星帝国という目的のための呉越同舟的な組織である。そのため、ザビーネ・シャルが反旗を翻した時は彼に同調した者達も共に反乱を起こしている。なお、木星帝国へ辿り着けたのはザビーネだけで、他の反乱を起こした者達がどうなったのかは不明。木星戦役終戦後、トビア・アロナクスなど戻る場所が無い者たちが中心となり、宇宙海賊としての活動を継続。規模は小さくなったが、木星戦役中に貴族主義者が離脱をするなど様々な試練を経た上でも残った仲間だけに、アットホームな団結力を持つ。普段は運送・廃棄物処理・デブリ回収業会社「ブラックロー運送」として活動し、合法的手段で解決できない問題が発生した際にのみ海賊となる。エンブレムも「宇宙海賊クロスボーン・バンガード」時代までとは違い、ハート型のどくろと交差した2本の半月刀となっている。『クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人』序盤のサナリィ月面実験所における戦いでフリント全機を失い、唯一残ったX1もその後の木星帝国強襲作戦「鋼鉄の7人」で未帰還となったため、海賊組織としての戦力は喪失。残ったメンバーは「ブラックロー運送」としての活動のみを継続していた模様。『クロスボーン・ガンダム ゴースト』の時代のブラックロー運送はオンモが会長に就き、デブリ回収技術での特許と、回収したMSのレストア(あくまでも「作業機」として使えるレベル)で急成長。MS本体の製造は出来ないものの、装備品などの兵器開発を独自に行える程の大企業として有名になっている。カーティス(=トビア)が率いる特殊部隊『蛇の足(セルビエンテ・タコーン)』からの依頼で、補給のために「ブラックロー運送」のマークのついた補給艦が登場しているが、会社の前身を知らない社員が大多数となっているため、本来はどの勢力にも協力せず、中立を表明しているにもかかわらず、蛇の足に協力していることが企業内でも問題とされている。木星帝国強襲作戦「鋼鉄の7人」の17年後、奪われた宇宙細菌『エンジェル・コール』への対応を目的として地球に派遣された特殊部隊『蛇の足(セルビエンテ・タコーン)』が別名として名乗った組織名。その行動が木星圏にとっての利益を損なう反逆行為と認識されかねないため、その存在を極力隠し、あえて反逆者の仮面をかぶるため、木星共和国ユピテル財団当主テテニス・ドゥガチの判断で、「クロスボーン・バンガード」を名乗ることになった。隊長はかつてのクロスボーン・バンガードを知るカーティス・ロスコで、本人は「新生クロスボーン・バンガード」と称した。表向きは宇宙海賊でありユピテル財団は関与しない集団だが、実質は木星共和国に属する組織であり、またかつてのクロスボーン・バンガードとの直接的な関係も無いが、隊長のカーティスの人脈があり、以前のクロスボーン・バンガードであったブラックロー運送の協力も取り付けている。そのエンブレムは『蛇の足』の名に因み、どくろの周りに足を持った2匹の蛇がいる、というものになっている。なお、『蛇の足』という名称は「(本来ヘビに足は無いので)存在しないもの」という意味合いで、表面上は存在していない部隊という事を示している。

出典:wikipedia

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