超巨大ゾイド(ちょうきょだいゾイド)は、タカラトミー(旧トミー)より発売されている『ゾイド』シリーズに登場する架空の兵器。基本構成は大型ゾイドと同一の電動モーター駆動キットおよび無動力のゾイドコレクションDXシリーズであるが、サイズ的に超大型であるため便宜上、このような区別がされる場合がある。一部のゾイドはアニメ作品中で設定よりも巨大に再設定されているものもある。『ゾイドバトルカードゲーム』に登場したヘリック共和国軍のアンモナイト型移動要塞。イラストではホバーカーゴのように上部殻型ハッチからストームソーダーや、レイノス、プテラスといった空戦ゾイドを出動させていた他、殻中央部を展開させ連装砲塔2基を出し、更に下部に四発のエンジンを付けていた。ゾイドバトルカードゲームに登場したヘリック共和国軍の大型水中移動要塞。タコ型ゾイドで、頭部側面と脚部先端にゾイドを格納でき(イラストでは胴体横からハンマーヘッド、脚の先からバリゲーターを発進させている。)、吸盤状パーツはレーザーキャノンとして機能する。元々はゾイドコレクションDX用のデザインアイデアのひとつ。電撃ホビーマガジン2002年4月号に掲載されたヒトデ型巨大基地ゾイド。ゾイドコレクションDXの没案の一つで、機首以外の4本の足と中央部にゾイドを格納する事が出来る戦闘空母。ZAC2103年にネオゼネバス帝国と激突する共和国軍海洋部隊の拠点として運用された。『新ゾイドバトルストーリー』に登場。第一次大陸間戦争時代、第一次暗黒大陸上陸作戦の手痛い失敗を教訓として開発された超巨大カメ型輸送機ゾイド。ニカイドス島でレイノスに攻撃され、中央大陸沿岸でウルトラザウルスによって撃沈されたホエールカイザーを参考に、中央研究所で開発された。大きさに比べ防御力はそれほどなく、ダークホーンのハイブリッドバルカンで真っ二つにされたことがある。外見はまるで空飛ぶ円盤である。また宙に浮いたまま機体下面中央から俗に言うトラクタービームを出してゴジュラスを地面に降ろしている描写もある。アニメ『ゾイドジェネシス』に登場したディガルド武国の陸上空母型ゾイド。甲板にはロケット式カタパルト、内部に格納庫と整備工場を有しており、バイオラプターグイ及び、その指揮機であるバイオプテラの母艦となる。元ソラノヒトのジーンが、同じくソラノヒトであるフェルミ少将に命じて故郷のソラシティ攻撃をさせて墜落させ、その後「神」を名乗る武帝ジーンが本機を侵略用母艦として使用し、中ではジーンの愛機であるバイオティラノの整備と改造も行っていた。自由の丘における最終決戦でも出撃したが、その時にはグイを飛ばしたり、整備する為の人員が殆どいなかった事からグイは使われず、代わりに多数のバイオラプターと、量産型のバイオトリケラにバイオケントロを率いた。そして決戦の最中、バイオティラノとバイオヴォルケーノのバイオ粒子砲の撃ち合いに巻き込まれて横転してしまい、更にティラノに跳ね飛ばされたヴォルケーノの激突で完全に仰向けにひっくり返って活動不能となった。形態的にはムカデのような多足節足動物に似ている。鉄竜騎兵団(アイゼンドラグーン)の母艦である超巨大ロブスター型輸送艦ゾイド。両腕は切り離して揚陸艇として使用可能。中央大陸上陸作戦において活躍した。ネオゼネバス帝国成立後、海軍の輸送艦隊に配備された。ゾイドコレクションDXとして完成品で発売された。玩具では両方の鋏が動くだけではなく、設定通り分離可能で、尾の部分がエビのように下側に折り曲げることができ、付属ミニコレクションのバーサークフューラー、ディマンティス、マッカーチスといった鉄竜騎兵団のゾイドを格納可能。胸部下のハッチと鋏部分を展開してそこにゾイドを格納する。※機体諸元は「ゾイドコレクションDX ZCDX-03ドラグーンネスト」よりヘリック共和国軍が開発した超巨大カメ型輸送機ゾイド。タートルシップの後継機。薄い円盤状だったタートルシップと違い、背中に盛り上がった展開式のキャリアーを持つのが特徴。西方大陸戦争では中央大陸から西方大陸へ20個師団規模の増援を運んだ。ホバーカーゴをはるかに上回る巨体と容量を誇り、共和国軍の輸送を担う重要ゾイドで、旧タートルシップが帝国のホエールカイザーに当たるならば、こちらはホエールキング的な艦だといえる。ゾイドシリーズで初出となる「ゾイドバトルカードゲーム」ではホエールキングと同じ効果を持つ共和国側のイベントカードとして扱われた。ゾイドバトルカードゲームに登場するガイロス帝国の浮遊型移動要塞で、タツノオトシゴ型の超巨大ゾイド。タツノオトシゴのオスが出産するかのように腹部を展開し、そこからレドラーを発進させる。また、その周囲には砲身のようなものが付けられている。元々はゾイドコレクションDX用デザインの没案の一つ。アニメ版ゾイド -ZOIDS-第57話に登場。ヒルツが母艦として運用したハンマーヘッドの超大型仕様。ハンマーヘッドと同じくシュモクザメ型であるが、胸ヒレ・頭部・背部形状はハンマーヘッドとは異なっている。作中ではデススティンガーを内部に搭載して衛星軌道上まで浮上、そこからデススティンガーの荷電粒子砲をもって地上の主要都市を次々と狙撃し壊滅に追いやるが、大気圏外まで飛行可能に改造されたアーバインとトーマの乗るストームソーダーの攻撃を受けて撃墜された。ゾイドバトルカードゲームに登場するガイロス帝国側移動要塞で、ペンギン型超巨大ゾイド。腹部に無限軌道とゾイド格納庫を持ち、(イラストではハッチを展開して、アイアンコング、デススティンガー、ヘルキャットを出撃させている)直立姿勢から腹這い姿勢に移行し飛行・潜水が可能。元々はゾイドコレクションDX用デザインの没案の一つ。ゼネバス帝国が暗黒大陸に亡命中に空飛ぶグスタフというコンセプトで開発した巨大クジラ型輸送機ゾイド。飛行船、輸送船または「移動要塞型ゾイド」、特殊降下母船とも評される。ディメトロドン3機と、武装した兵士300人を搭載出来る積載能力を持ち、離着陸に滑走路を必要としない。防御用には銃座を備える。頑強な装甲で覆われ、ミサイル程度ではビクともしない。ガイロス帝国においても運用された。ZAC2041年のバレシア湾上陸作戦において初登場。『新ゾイドバトルストーリー』においてはレイノスの3連装ビーム砲にエンジンを破壊され漂流後、ウルトラザウルスの主砲により撃沈されている。ガイロス帝国軍が開発した超巨大クジラ型輸送艦ゾイド。惑星Ziの海に棲む超巨大なゾイドをベースとし、マグネッサーシステムとイオンブースターを併用する事で海上や空中のみならず、潜水艦としての運用も可能。最大で一個大隊分の戦力を輸送出来る。大型で積載量に余裕があるため、輸送だけではなくザバットによる高高度からの爆撃にも使用され、共和国軍に占領されたニクシー基地爆撃にも活躍した。ゾイドバトルカードゲームのイベントカード(2000年発売)に記載されたスペックでは全長321m、全高65m、最高速度980km/hとゾイドコレクションDX(2001年発売)時よりも巨大かつ高速に設定されていた。ゾイドシリーズでの登場は同ゲームが初出。※機体諸元は「ゾイドコレクションDX ZCDX-01ホエールキング」よりゾイドコレクションDXとして完成品で発売された。玩具は両サイドと口と尾、背部砲塔部が展開し、クレーンアームも内蔵、展開した両サイドと口からゾイドコレクションの塩ビミニサイズゾイドを格納及び、発進できる。尾の内部には伸縮式カタパルトを持ち、胸鰭と尾鰭は取り付け式。現時点までキットが発売されているゾイドとしては最も大きな全長と重量の設定を持つ。GCソフト『ゾイドフルメタルクラッシュ』ストーリーモードでは、コライユ基地の地下格納庫で極秘に建造されていた。中盤以降、第53独立部隊の母艦として運用された。ブロックスゾイドのEシールドジェネレーターを増幅し搭載している。VS.3においては飛行中ホエールキング、ホエールキング内部と二つのステージに起用されるに至った。アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』において、ラオンの専用機として登場するホエールキング。カラーリングが濃い紫になった以外、外見上は通常のものと大差無い。しかし通常のものよりも最大積載量が多く、ロケットブースターの装備によって成層圏の飛行も可能となっているため、通常機を越えたスペックを有している。また、艦首に反重力砲を搭載するなどのオリジナル趣向による強化が施されているのも特徴である。ロケットブースターを装備させ、高度3万メートルを飛行できるようにした改造ホエールキング。外見はまるでSF映画に出てくる宇宙戦艦のようである。塗装は白。ニクシー基地爆撃の旗艦となったが、迎撃に出たサラマンダーから発射された大型ミサイルに撃墜されてしまった。『ゾイドジェネレイションズ』においてトビウオ海賊団の母艦として登場するホエールキング。帆船のようなマストと帆を背中に有し、機首には骸骨の装飾が施されている。閃光師団(レイフォース)のカタツムリ型移動基地ゾイド。背部の円形状ユニットの内部が整備工場になっており、主に整備や補給に使用される。ホバー機能も有しているため、海上や荒れ地等でも高速で移動することが出来る。搭載ゾイド数は大体四機前後と推測され、一個中隊が二週間ほど活動可能な物資が搭載可能。ドックユニットの壁面は展開することで発進用のカタパルトとなる。ライガーゼロのCAS換装もこのホバーカーゴ内で行われる。本来は旧ゼネバス軍のマルダーと同種のカタツムリ型野生体だったが、大異変の影響で生き延びた種の一部が大型化。これを共和国が輸送ゾイドとして完成させた。一応武装はしており、カタツムリの目に当たる部分は砲塔になっている。設定上では後部のドック部分を換装して長距離砲を搭載した後方支援用タイプもあると言われているが、実際にはそのようなものは登場していない。『ZOIDS VS.シリーズ』では護衛任務の他、ゾイドのメンテナンス等を行う場面はホバーカーゴの内部で行う。アニメ『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』では、チーム・ブリッツの母艦として登場。トロス博士が開発した。強力なEシールドを装備しており、バーサークフューラーの荷電粒子砲を完全に防御した。『ゾイドVS.III』では、オレンジカラーのZOITEC社仕様が登場。ゾイドコレクションDXとして完成品で発売された。玩具はコロ走行の他、殻部分の取り外しが可能で、殻は左右と前部分が展開し、本体部もコクピット部が展開して塩ビ製小サイズゾイドを出せる基地遊びが可能。但し、ホエールキングに比べて小さいので、搭載できるのは重心が低く、横幅も縦幅も取らない四つ足歩行ゾイド等に限られる。※機体諸元は「ゾイドコレクションDX ZCDX-02ホバーカーゴ」より
出典:wikipedia
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