キャラミ・グラン・プリ・サーキット()は、南アフリカ共和国ハウテン州ヨハネスブルグ市都市圏にあるサーキット。1967年、ヨハネスブルグの郊外の高地にオープン。標高1520mの高所にある。以来、F1南アフリカGPが開催されていた(1981年のみノンタイトル戦扱い)。1977年の南アフリカGPでは、コースを横断していたコースマーシャルがトム・プライスのマシンに轢かれ、マーシャルが持っていた消火器の直撃を受けたプライスが事故死した。1985年、アパルトヘイト問題により翌年から南アフリカGP自体の開催が無くなった。1992年にアパルトヘイト問題が落ち着き、南アフリカGPが復活。再びF1サーキットとして使われるようになったが、レイアウトを完全に変更し、同じサーキットとは思えないほどの大改修がなされていた。1993年を最後に南アフリカGPは開催されていない。1993年は財政問題が表面化し銀行からの融資が滞り、開催直前までもめにもめた経緯がある。そのため、わずか2年で撤退の憂き目にあってしまった。サーキットはその後も冬季のF1のマシンテストなどに利用されたほか、2005年11月13日にはグランプリマスターズの初戦が開催された。旧コースは1周4104mの右回り。高低差が非常に大きい高速サーキットであった。全開でまわる超高速の最終コーナー「キンク」から1コーナーまでの非常に長く、急激に上って急激に下っていくホームストレートが名物であった。しかしあまりにも急激すぎる高低差のため、ストレートの見通しが非常に悪く、コースを横断するマーシャルの発見に遅れたがためにトム・プライスとマーシャルの悲惨極まりない事故死が発生してしまった。1985年までレースが開催された後に大改修が行われ、現在の3コーナー~7コーナー間を残し旧コースの反対側に新コースが建設された。新コースは1988年にオープンし、現在の3コーナー~4コーナー間がホームストレートだった。1992年に再度改修が行われ、ストレートで繋がれていた12コーナーと1コーナー間を廃し、13コーナーを追加してストレートを新設した。これによりピットやスタートラインも現在の位置に移動された。
出典:wikipedia
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