大隅 清治（おおすみ せいじ、1930年 - ）は、日本の水産動物研究者・評論家。特に鯨類の権威。農学博士。群馬県出身。1964年　東京大学 農学博士 「A study on age determination of the fin whale(ナガスクジラの年令査定法に関する研究) 」。 日本鯨類研究所・水産庁などで鯨の研究に従事。水産庁遠洋水産研究所長・日本鯨類研究所専務理事・日本鯨類研究所理事長・日本鯨類研究所顧問などの要職を歴任した。また、捕鯨推進派の立場から、現在の捕鯨禁止状態の異常さを説き、早期の商業捕鯨再開を主張している。大隅は田村力とともに37種の鯨の基礎資源量に基づいて、世界中の鯨類が食す餌（魚、オキアミなどの甲殻類、イカなどの軟体動物を包括する）の消費量は2.8～5億トンと推定した。妻は電子顕微鏡学者の大隅正子、娘は神経科学者の大隅典子。著作『クジラの飲み水』は、中学一年の国語の教科書に採用された。

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