バーチェルサバンナシマウマ("Equus burchelli burchelli")は、奇蹄目ウマ科に属するサバンナシマウマの亜種の一つ。かつてはナミビアから南アフリカ共和国にかけての草原地帯に生息していたが、現在ではナミビア北部のエトーシャ塩湖周辺やマラウイ・ザンビアのニイカ高原にのみ生息している。一度絶滅したとされた。名前の由来は、イギリスの博物学者ウィリアム・バーチェルがこのシマウマを初めてヨーロッパに連れ帰ったことによる。体長2.5m、肩高1.5m。脚には縞がなく(後脚の踵には時に縞が現れる事がある)、体には同亜種のチャップマンシマウマ同様、黒縞と白縞の間に薄いかげ縞がある。他のサバンナシマウマの亜種と同じく肉食獣から身を守るため、ヌーやダチョウとともに集団を作って生活している。一度は絶滅したと言われた程大激減した原因は、肉や皮を得るために乱獲された為である。1870年頃にはすでに南アフリカ周辺では野生の群れは見られなくなっており、大地主や動物園に飼われたものだけが生き残っていた。それらの最後のものが死んだのが1910年、ロンドン動物園でのことである。これを最後にバーチェルサバンナシマウマは絶滅したとみられていたが、2004年にナミビア北部のエトーシャ塩湖周辺で再発見された。
出典:wikipedia
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