


西有田信号場(にしありたしんごうじょう)は、佐賀県西松浦郡有田町原明にある、九州旅客鉄道(JR九州)佐世保線の信号場。長崎本線・佐世保線電化に伴い、1976年から「かもめ」・「みどり」が国鉄初の分割併合を行う特急電車として485系電車により小倉駅・博多駅~長崎駅・佐世保駅間で運転されることとなった。しかし、当時は佐世保線(単線)内の対向列車離合に伴う編成運用上の制約により、「みどり」のうち1往復は佐世保線に乗り入れず、肥前山口駅で博多駅方面に折り返すダイヤとなっていた。この隘路を解消するため国鉄は、1979年に当信号場を開設して有田駅~早岐駅間でも対向列車の離合を可能とし、その結果、全ての「みどり」は小倉駅・博多駅~佐世保駅間で運転されるようになったのである。なお、その後のダイヤの見直しや「かもめ」・「みどり」の分離運転、885系電車による白い「かもめ」の導入といった情勢の変化により、現在では当信号場での離合を行わずに全ての「みどり」が博多駅~佐世保駅間を運転している。2線で交換する。見た目は一線スルー構造だが、全列車、進行方向左側の線路を使用するため、佐世保方面の列車は分岐器通過のため前後で減速する。臨時列車が走る場合、大半の列車が当信号場で行き違いを行う。すぐそばを国道が通っている。国道35号と国道202号の分岐点にあたる伊万里口交差点があり、交差点と同名の西肥自動車(西肥バス)のバス停留所がある。松浦鉄道には同社への転換後に開業した西有田駅があるが、こちらは旧西有田町役場(現有田町役場)近くに設けられたもので、当信号場とはかなりの距離がある。
出典:wikipedia
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