清真学園高等学校・清真学園中学校（せいしんがくえんこうとうがっこう・せいしんがくえんちゅうがっこう）は、茨城県鹿嶋市宮中伏見4448-5に所在し、中高一貫教育を提供する私立共学高等学校・中学校である。略称は『清真』あるいは『清真学園』。鹿嶋市中央部を南北に貫く台地から、北浦湖畔の低地にかけての勾配上にあり、高低差が激しい学校である。隣には鹿島神宮・御手洗池を擁する常緑鹿島の森が広がっていることもあって、構内も自然に恵まれており、一年を通じて野鳥や昆虫が多く見られる。2006年度よりPacific Lutheran College（オーストラリア・カラウンドラ市）と姉妹校協定を結び、2007年度には茨城県の私学としては初のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)指定を受けた。SSH研究発表会・セミナーなどを通し、多くの大学・企業と活発的な学術交流を行うほか、独自の理系型カリキュラムを取り入れている。鹿嶋市はかつて陸の孤島と呼ばれ、第一次産業以外に目立った産業が無かった。その状況を打破し、鹿嶋地域に新しい工業地帯を作るためには、宅地開発 ・インフラ整備と共に、人材の育成が急務となった。そんな地元の熱心な要望に応え、また鹿島開発事業を完遂させるべく、ここ伏見台地に中高一貫の私立「清真学園」が設立されることとなった。現在では人材育成はもとより、大学進学に重点を置いた教育を進めている。校名「清真」はこのような経緯から生まれた初代理事長の造語である。重厚産業開拓である鹿嶋開発を明るくするようなネーミングとして、突発的に思いついた事が語られている。これは『精神』『誠心』『聖心』『清新』『星辰』に通じ、『青春』『青雲』にも通ずる。また建設事前に予備調査をした際、予定地に大規模な縄文時代の遺跡（伏見遺跡）が発見され、学校を作るか遺跡として残すか、議論になったこともある。『文武両道』の精神を元に教育が進められている。これは体育系の部活に加入することを勧めているのではなく、学業・部活動（文化系含む）・行事・学校自治等において、全生徒が偏ることなくその責任と義務を負い、かつ精進するという目標を表している。よって、進学科や体育科などの特殊なカリキュラムを行っている学科は存在せず、普通科しか設置されていない。また、学校の教育方針は以下のようになっている。師弟同行、もって全人教育の徹底を期す。将来的に大学進学を希望する者を対象とした、中学校・高等学校六年一貫型の少数精鋭教育を主として掲げている。中高一貫の利点を生かし、6年間を前期・中期・後期の3つに分け、成長段階に応じた教育を実践している。なお高校での入学試験に合格し、新しく高校から入学する生徒は、中学から進級した内部生とは区別され、最初の1年間は1つのクラス（高校1年5組）として別授業を受ける。これは他校との学習スピードの違いにより生まれた内部生との格差を埋めるための措置である。清真学園では学生による自治が極めて進んでいる。生徒会による学園生活自治以外にも、クラスマッチから修学旅行まで、ありとあらゆる行事が各委員によって毎年計画されている。中でも有名なものは2大行事と呼ばれる体育祭と創陵祭（創立記念祭・文化祭）であり、開祭の何ヶ月も前から高校2、3年生を中心に大規模な運営委員会が立ち上がり、予算・物資・人員・警備・放送等を、全て生徒のみにより管理・運営している。個々の委員会は生徒会などとは違う完全に独立した組織であり、最高責任者である運営委員長（本部役員長）は、生徒会長選挙と同じく、直接選挙により選出される。これらは教育活動の重点にも示されており、下記のようになっている。大きな建物は全部で8つ。坂が多い土地なので、複雑な構造や立地をしている。(例：本館棟2階から階段を上り、渡り廊下を歩いていくと、高校棟の1階に着く)多くの建造物は、渡り廊下や屋外通路などで赤レンガ広場を中心におおよそ円形につながっている。学園内は高低差があるが、斜面を除けば上部と下部はそれぞれ平らな土地が広がっている。ちなみに上記の建造物は全てが上部か斜面に建っている。小さな建造物や構造物については以下のとおり。加えて部活動では隣接施設である鹿島神武殿や鹿嶋市まちづくり市民センター（旧清真学園女子短期大学）を借りることも多い。前者は剣道部・少林寺拳法部が道場を、後者は硬式テニス部・サッカー同好会がテニスコートとサッカーグラウンドを、それぞれ毎日のように使用している。また教職員用の住宅も学園のすぐ隣に立ち並んでいる。ただし木に囲まれ高台にあるため、校内から見ることは出来ない。14万平方メートルという、鹿行（県東）地域の高等学校・中学校で最大の敷地面積を持っている。これは東京ドームの3倍、カシマサッカースタジアムの4.5倍の大きさに匹敵する。その広さのため、災害時の一時避難場所に指定されている。また敷地内最大高低差は27メートルである。敷地のすぐ隣を鹿島臨海鉄道大洗鹿島線、国道51号鹿嶋バイパスが通っているが、多くの木々に囲まれているため、全体は静かな環境である。内訳は、建築面積が約5％、グラウンド等に利用されている面積が約55％、芝生や林などといった緑地面積が約40％となっている。植えられている木の種類も様々で、桜・イチョウ・カエデ・コナラなどの落葉樹が多いが、杉・マツなどの常緑樹も植えられている。春には桜につつじ、秋は紅葉に彩られ、加えて常盤木の緑に包まれた構内は、一年を通して自然豊かで変化を肌で感じることができる環境となっている。更に観賞植物や授業で使う実験植物とは別に、栽培している食用植物もあり、ゴーヤー・サツマイモ・ジャガイモなどが毎年収穫され、放課後に調理して振舞うこともある。そしてバナナの木も生えている（食用ではない）。鹿嶋の地が開発の道を進んだなか、敷地は広大な上に緑に恵まれ、隣は鹿島神宮の常緑森林が広がっていることもあってか、生息している動物の数も種類も多い。それには小型動物（昆虫含）の他、キジ・タヌキ・ネコなどの中型鳥獣も含まれており、構内という範囲だけでも独立した食物連鎖による生態ピラミッドを形成していると思われる。また水環境も多彩で、自然湧水・人工池・沢・用水路などもあるので、プランクトン・フナ・ヤゴ・ホタル・アサザなど、そこに住む水棲生物の種類も豊富である。以上のように様々な自然環境が整っているため、それら生態をサンプルとして観察・調査する授業やゼミも多い。国際交流では、2006年度よりPacific Lutheran College（オーストラリア・カラウンドラ市、通称PLC）と姉妹校協定を結び、一年を通してお互いの母国語で文通をしたり、地産品等を送ったりしている。そして夏期休業時には、教師を含め30名弱が10日間程ホームステイする。これは清真から派遣する年とPLCから訪問する年が交互に来るように設定されていたが、最近は6月から7月にかけてPLCが、8月に清真が、それぞれお互いの学校へ生徒を派遣するようになった。この間に派遣生は日本やオーストラリアの文化に触れつつ、スポーツや研究交流を通して交流を深めている。たとえばPLCから来た生徒には、茶道・習字・剣道・神宮参拝などの体験以外にも、各クラスやラグビー部が交流会をして親睦を深めたり、ゼミの発表会に参加したりした。また清真から向かう生徒は、PLCの他、シドニー大学、オリンピック公園研修をし、異文化に触れ合うことができる。これとは別に、留学生の受け入れも行っており、数名の留学生が在籍、学校行事や部活動に同じように携わりつつ、勉学に励んでいる。また夏期休暇を利用し、中国・韓国への短期留学をすることも推奨している（ただしこれは鹿嶋市主催のものである）。学術交流では、大学・大学院・企業・研究所などから講師を招き、毎年6、7回講演会が開かれている（1回につき平均4人）。稀ではあるが、生徒全員が講堂に招集され、さらに一般人や他校生徒教師をも招待する程大規模になることもある。すでに100名を超える教授・重役・研究者が呼ばれており、それぞれが大きな成果を残している。またSSHゼミでは文部科学省の成果発表会により、他校の様々な研究成果を見ることができ、同じ分野の研究に関して見識を深めることができる。その他にも、長期休業時に各大学・企業を訪問・滞在し、その研究内容を見学することも多い。中にはまだ世に発見されていなかった法則を発見し、大学及び教授から今後の発展に期待を寄せられているゼミも存在する。またSSH関連以外での全国大会に出場し、成果を挙げているものもある。これら学術交流には職業研修の側面もあり、訪問先の仕事や研究に関心を持つことで、自分の進路を決定する手助けにもなっている。上記以外に、年4回の定期考査・外部模試・講演会なども多数開かれている。またこの他、入学希望者などには学校案内日やオープンスクール、体験授業などが年に数回開かれている。多くの行事の中でも、全学年規模で執り行われる体育祭・創陵祭は毎年盛大に催され、さらに門戸も自由開放される数少ない機会であるため、学内生徒教師以外にも、保護者・家族・親戚・他校生徒教師・入学希望者・卒業生等、体育祭は1日に3,000人以上、創陵祭は2日間でのべ20,000人以上もの人々が押し寄せる。詳しくは下記を参照。昭和の日に行われる。単日開催。上部グラウンドが競技の舞台となり、A団からF団の6つの団が総合優勝を懸けて争う。春休みに入る前から、高校3年生は一心不乱に準備に追われ、下の学年もそれを補佐する形で準備に関わっていく。特に競技『ダンス』で披露されるダンスは団ごとに違う創作であり、パフォーマンスを磨くためにもこの頃から練習を開始する。さらに団別の『応援席裏バックボード』、『マスコットキャラクター(着ぐるみ)』の製作も始まる。4月になると新入生が入ってくる。所属の団はランダムに決まり、その後6年間（高校入学なら3年間）変わることはない。入学式終了後、団結式・対面式が行われ、体育祭が本格的に始動する。各団は団長を中心に個々人の出場競技を決定、運営委員会本部と各係長はそれら全データを収集、大会運営に支障がないように係員等の役割を振り分けていく。(当然、運営委員及び係員もどこかの団に所属しており、ダンス等の競技に出場する。)体育祭まで2週間を切ると、ポスター宣伝・応援席設置・体育祭関連の放送・予行演習など、学園全体が体育祭中心になってくる。練習のためグラウンドや体育館が開放され、そのため部活動が停止期間に入ることもある。開催1週間前からは短縮型授業、そして前日の通常授業は廃止され、午前は予行演習、午後は準備にまわされる。当日。開祭が宣言されると、駐車場は満員となり、臨時駐車場がいたるところに設けられ、競技場のトラック以外は人の波で埋め尽くされる。種目は、徒競走・障害物競走・綱引き・二人三脚・ムカデ競争・ダンス・棒倒し・騎馬戦・団対抗リレー等、およそ20種目。年によっては外部参加型競技もある。最後の競技フォークダンスでは、生徒教師全員が団や学年の垣根を越えて2つのダンスを踊る。そして閉祭式が行われ、総合優勝が決定し、優勝杯が渡される。最後に団ごとに集まって記念写真を撮り、次期団長・応援団長を指名するころ、ダンス・バックボード・マスコットキャラクターの評価順位がアナウンスで放送される。その後運営委員・係員により片づけが始まり、約2時間で元の上部グラウンドに戻る。しかし運営委員は資料整理や本部片付けにより、2・3日登校する場合が多い。次の日は振り替え休日により、休日となる。なお体育祭において中心となっていた高校3年生にとって、体育祭が最後の大行事となる。最後の思い出作りを終えた彼らは、受験勉強を本格的に開始する。9月半ばの土日に行われる。2日間の連続開催。学園全体が舞台となる、学校の創立を記念し祝う学園祭。高校2年生を中心に、早いところでは体育祭終了後から、クラス・部活・ゼミ・有志・卒業生などのくくりで集まった人々が、各々の企画をつくり、各種実行する。企画申請が多いときには面談による選定が行われ、通った場合、予算が配分される。各企画の責任者及び会計はこれを管理・記帳し、生まれた余剰分は終了後返還しなくてはならない。また創陵祭も体育祭と同じく運営委員会（本部）が指揮を執り、企画に不備や違反があると勧告・警告する。開催前1週間は短縮型授業、そして2日前からは通常授業を廃止し、各企画による教室等の会場改装が始まる。申請をすれば20時まで学校に残って作業することも出来、生徒の出入りも自由となる。なおこの間高校3年生は自由登校である。(近年は鹿嶋市まちづくり市民センターで模試が開かれている)1日目の最初に開祭宣言がされると、千単位の人々が押し寄せ、体育祭と同じく臨時駐車場が設けられる。企画数は200を超え、演劇・ポスターセッション・音楽ライブ・お化け屋敷等のポピュラーなものから、大道芸・トリックアート・ドミノ倒し・ウォーターボーイズ等の珍しいもの、さらに茶道体験・囲碁対局・SSH成果発表などの部活動・ゼミ活動による参加型のものや、丼もの・イタリアン・うどん・清涼飲料水等の食品類販売まで、非常に多岐にわたっている。さらにそれを行っている場所も様々で、教室・講堂・ロビー・ピロティー・グラウンドなど、学園全体に及んでいる。その上時間や日程によって企画が変わる場合も多く、極め付きには神出鬼没を掲げ、いつどこで開かれているのか全く分からない企画も存在する。運営本部が作っている企画の中で最も人気が高いのは『目立ちたがりボンバー』（通称メダボン）で、ステージで様々なパフォーマンスが行われる。これは1日目か2日目、どちらか片方でしか開かれず、開催時は会場のピロティーは人で埋め尽くされる。そして2日目の終わりに閉祭宣言とともに賞が発表され、最優秀賞を得た企画は、ロビーにある歴代の最優秀企画のパネルに印刷され、後代まで残ることになる。創陵祭終了後各企画は片づけをし、予算報告をして、一通り終了となる。なおやはり運営委員会は何日か登校する場合が多い。次の日は創立記念日（あるいはその振り替え休日）により、休日となる。なお創陵祭において中心となっていた高校2年生にとって、11月はSSH関連の発表会等が控えているので、創陵祭後はその準備に追われることとなる。9月、生徒会長になろうとする者が立候補、直接選挙により最多票を得た者が他の役員を指名し、生徒会を組織する（会長・副会長・幹事・会計・書記）。生徒会は生徒の信認を受けた常設機関として絶大な権限を持っており、最高議決機関とされる『生徒総会』では、予算・決算・役員選定などの重要な事項を生徒会内で決める。さらに4分の1の役員が希望する際には、臨時にこれを開くことも許されている。これに次ぐ議決機関として『代表委員会』があり、各ホームルームの委員長・副委員長、各専門部長をもって構成され、予算の修正・会則の改正・役員の決定などが決められる。また執行機関もあり、生徒会長が主宰して、生徒会活動の具体案作成、及び施行にあたる。またその下に専門部という独立機関を設けており、総務部・生活部・体育部・文化部の4つの専門部が会長を補佐している。他にもホームページを利用した広報活動、マナーアップ運動、エコキャップ運動、2大行事での募金活動など、様々な運動を展開し、学生生活を守っている。兼部は認められており、入学して1ヶ月間の体験入部期間には入部届けを出さずとも各活動を体験することが出来る。またいずれかの部活に入ることを強制されることはないが、文武両道の精神からも入ることを推奨されている。なお、規定により、同好会・研究会は高校生しか入会することができない。ただし、会員が集まり部に昇格した場合には中学生も入部することができる。当然、部活動・同好会規定に則れば、新しい部活動や同好会を作ることは十分可能である。またこれら部活動は、それぞれの大会等で成果を出すだけでなく、創陵祭等で企画を作ったり、地域のイベントに参加したりなど、幅広く活動している。常設の委員会としては、生徒会の下部組織としての委員会が知られている。予算委員会・総務会計委員会・生活委員会・保健委員会・図書委員会・新聞委員会・放送委員会・文化体育部委員会があり、生徒会の元、それぞれ独自に活動を進めている（当然生徒会がそれを調整する）。また代表委員会（前述）もあるが、これは委員会名ではなく議決議会名であり、『代表委員』という委員がいるわけではない。対して臨時的な委員会は生徒会との上下関係は無く、完全な独立組織として協力関係にある。中でも2大行事の各運営委員会が有名であり、他委員会に比べ桁違いの選挙投票が行われ、莫大な額の予算運営が求められるが、それぞれの組織自体の役割と規模は全く違う。体育祭運営委員会は体育祭の一切合切全てを調整・監督し、一手に取りまとめる必要があるので、約10名の本部役員の下に、各係長を中心とした係（出発審判係・用具係・警備係など）と、各団長を中心とした6つの団が入る。よってこの時は生徒教師全員が含まれる千人強の巨大な上下ピラミッドが構成されることとなる。対して創陵祭運営委員会は規則違反をした企画に注意勧告することはあるものの、基本的には各企画の自主性に任せているので、当日へ向けたパンフレット配布やポスター掲示なども主な仕事となりうる。よって本部構成員は50名程（放送・保健委員含）に留まり、他の生徒は各企画の責任者を中心に動くこととなる。他にも学年や時期によって選挙管理委員会・宿泊学習委員会・卒業アルバム製作委員会等が次々と組織され、同じく責任者を中心に仕事を行っている。これも生徒会と独立した組織である。加えて、近い組織に『係』がある。これはの2つの意味があり、それぞれは全く別の組織である。前者の係は学年を通して必要な仕事をするのが委員会とするなら、クラス内のみの仕事（教材移動等）をする常設組織であり、後者の係は運営に直結する仕事が与えられる臨時組織である。大学・大学校・短大の進学先は清真学園ホームページで確認することができる。(右リンク先)また卒業10周年・20周年に、それぞれ同窓会が開かれる（30周年を迎えた学年は無いので不明）。これらの幹事は卒業式前に決定するほど周到に決められ、会場も鹿島セントラルホテル等きちんと用意されていること、なにより出席率が高いことから、中学高校時代の学内結束は相当強い。また、毎年多くの卒業生は職業座談会や講演会などに呼ばれ、その職業や受験についてのアドバイスを後輩に伝える。これにも毎年20名以上のOB・OGが来ることから、学校とのつながりも強い。授業等でもよく使う隣接施設として、以下の施設があげられる。それ以外にも、以下の施設にはほぼ徒歩10分以内で行くことができる。またカシマサッカースタジアム、北浦とも近い。うちスタジアムは校内から見ることもできる。清真学園の生徒であれば、スクールバス（7路線+鹿島神宮駅行き特別便）を利用することが出来る。それ以外の来校者は、下記の方法で来ることが可能である。JR鹿島線やスクールバスを使えば、自家用車を使わなくとも水戸・稲敷・行方・神栖等の他、銚子・成田・旭等の千葉県の都市も通学圏内となる。

出典:wikipedia