ラウル・ハヴィアー・イバニェス(Raúl Javier Ibáñez , 1972年6月2日 - )は、アメリカ合衆国・ニューヨーク州ニューヨーク出身のプロ野球選手(外野手または指名打者)。右投左打。ラウル・イバネス、ラウル・イバニエスと表記されることもある。のドラフトでシアトル・マリナーズから36巡目指名を受け入団。マイナーリーグでは捕手または外野手としてプレーしながら経験を積む。8月1日のミルウォーキー・ブルワーズ戦でメジャーデビューを果たした。とはシーズンの大半をAAA級タコマ・レイニアーズで過ごした。は主にマリナーズでプレー。外野手のほか、一塁手や捕手としても出場した。にはディビジョンシリーズ、リーグチャンピオンシップでも出場機会を得た。シーズン終了後FAになる。1月22日にカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍。は、自身初めて一年間を通じてメジャーリーグでプレーした。11月19日に3年総額1,300万ドルの契約でマリナーズへ復帰した。は自己最高の打率.304を記録。8月17日のロイヤルズ戦で5打数5安打を記録し、9月22日のアナハイム・エンゼルス戦では1試合6安打(6打数)のアメリカンリーグ・タイ記録を達成。は引退したエドガー・マルティネスに代わる指名打者に定着。全162試合に出場し、シーズン終盤には不振のエイドリアン・ベルトレに代わり3番を打つようになった。シーズン終了後にはから2年総額1,100万ドルで契約延長した。はホセ・ビドロとカール・エバレットの加入により左翼手としてプレー。同年、103得点・181安打・33本塁打・123打点など自己記録を更新。は5月に腰を、6月にハムストリングを痛めたが、8月以降は体調を戻した。10月30日にFAとなった。2008年12月16日に3年総額3,150万ドルでフィラデルフィア・フィリーズと契約に合意した。は、4月16日のワシントン・ナショナルズ戦で、シーズンの打率が.300を超えると、8月9日のフロリダ・マーリンズ戦まで.300以上の打率を維持。その間、79試合の出場で打率.304、23本塁打、69打点という数字を残した。また、ファン投票でライアン・ブラウンに次ぐナ・リーグ外野手部門2位となり、自身初となるオールスターに出場した。ところが、打率が.300を下回ってからは成績が下がり、48試合の出場で、打率.210、8本塁打、18打点だった。それでも、自身二度目となる30本塁打以上を放ったシーズンとなり、打点も4年連続で90以上の数字を記録した。一方で、打率に関しては2ケタ本塁打を放ち始めた2001年以降最低の数字となり、三振の数も同じく2001年以降ではワーストの数字となった。は、打率こそ移籍1年目の数字(.272)を上回る.275を記録したが、本塁打と打点は数字が低下した。しかし、オールスターまでは85試合で打率.243・7本塁打・39打点という成績だったが、オールスター以降は70試合で打率.309・9本塁打・44打点と復調した。は左翼手としてのメジャー全体で最低のレンジファクター(1.60)を記録。シーズン終了後にFAとなった。2月20日、指名打者を探していたニューヨーク・ヤンキースと1年契約総額110万ドルで合意。10月3日のボストン・レッドソックス戦では9回裏ビハインドの場面で代打同点2ランホームランを放ち、さらに延長12回同点の場面にはサヨナラタイムリーを放った。地区優勝の行方を大きく左右する大事な試合で持ち前の勝負強さを発揮し、チームを勝利に導いた。10月11日のボルチモア・オリオールズ戦でも9回裏ビハインドの場面で再び代打同点ホームランを放ち、延長12回には2打席連続となるサヨナラホームランを放った。この活躍により、チームはリーグ優勝決定シリーズ進出へ王手を懸けた。オフの10月29日にFAとなった。シーズン終盤の劇的な活躍から去就が注目されていたが、12月26日に古巣・マリナーズと1年契約で合意。二度目のマリナーズ復帰となった。10月31日にFAとなった。2013年12月18日にロサンゼルス・エンゼルスと1年275万ドルで契約に合意したことを報道され、12月27日に球団が発表した。6月21日に戦力外となった。2014年6月30日に古巣・ロイヤルズとメジャー契約を結んだ。7月2日に、ロイヤルズの最年長記録となる42歳31日でのホームランを放った。オフに、FAとなった。から3年連続で100打点以上を記録するなど、勝負強いバッティングが持ち味のクラッチヒッター。外野手としては主に左翼を守る。の時点では、守備範囲は並、肩はやや弱く遠距離からの送球に確実性を欠くが、左翼手としては及第点の守備力と評されていた。しかし、以降は低調なレンジファクターを記録している。フィリーズ在籍時、スポーツ・イラストレイテッド誌の企画により選手間投票で選ぶ「感じの良いメジャーリーガー」ではジム・トーミに次ぐ2位となった。マリナーズ時代にチームメイトで、ヤンキースでは隣り合ったロッカーを使うイチローは「いやもう本当にイイ奴なんですよ。本当にイイ奴って実はあんまりいない。嫌いな人がいないタイプって、実際は本当にいい人では無いケースが多くてね。でもあの人(イバニェス)は本当にいい人。珍しいタイプですよ。絶対に彼の事を悪く言う人はいないと思うんですが、かといって薄っぺらい人でもない。稀有な人だと思いますね」と、イバニェスの人柄を絶賛している。
出典:wikipedia
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