イボ(疣)とは、皮膚にできる出来物である。それぞれ経過・治療が異なるため、内部リンクを参照のこと。ヒトパピローマウイルスが100種類以上あり、ウイルスの種類によって症状が異なる。自然軽快(数年以内に自然に消える)することがあり、その場合には跡が残ることはほとんどない。しかし、急速に数が増えたり大きくなっている場合には、放っておくとどんどんほかの場所に同様の腫瘍が現れるばかりか、ウイルスを他人に移してしまう危険性を生じるために治療が必要となる場合が多い。広範囲である場合や治療に抵抗性である場合には、免疫力が低下する基礎疾患なども検討する必要がある。標準的でかつ健康保険が適用できる治療法は凍結療法である。液体窒素で病変部の凍結、融解を繰り返す方法であり、超低温で瞬間的に組織を凍結させてウイルス感染組織を物理的に壊死させるとの同時に局所に炎症を生じさせ、炎症反応による抗ウイルス効果を期待するものである。処置の性質上、激痛を伴うほか、場合によっては水ぶくれが発生し、処置後も患部に痛みが伴うこともあるが、多くは一両日中に治まる。病変部が深い場合は上皮細胞が再生するたびに同じ箇所を病変部がなくなるまで繰り返し処置する必要があるため、定期的に通院する必要があり、効果に個人差こそあるが、およそ数週から数年以上の長い日数が必要とされる場合もある。処置による痛みが激しい場合や水ぶくれが肥大した場合は皮膚科での診察が推奨される。これに併用される保険適用の治療法としては、薏苡仁(ヨクイニン)という漢方薬(ハトムギのエキス)の服用が挙げられる。自然軽快がある疾患とされるが、長期間難治な場合も数多くあり、様々な治療法が試みられている。しかし、現在のところ根治的な飲み薬や塗り薬は示されていない。以下に有効であったという治療法を記す。尋常性疣贅は自己処理で削るとますます大きくなるばかりか、数が余計に増えてしまうために、疣が気になる場合は自分で治療しようなどと考えずにまず皮膚科を訪れることが推奨されている。また、多くの疣はサリチル酸を患部に塗る事によって、痛みを伴わずに治せる場合もある。
出典:wikipedia
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