『子連れ狼』(こづれおおかみ)は、小池一夫原作・小島剛夕画の日本の時代劇漫画(劇画)作品。1970年9月から1976年4月まで『漫画アクション』(双葉社)に連載された。柳生一族の手により妻・薊を失い、遺された息子・大五郎と共にさすらいの旅に出た、水鴎流剣術の達人で胴太貫を携えた元・公儀介錯人拝一刀の物語。原作・作画者とも本作で作家としての地位を不動のものにした。その後、若山富三郎主演による映画版や萬屋錦之介主演によるテレビドラマ版をはじめ、数多く映像作品も制作された。1987年、日本の漫画としては最も早い段階に北米に輸出され、ダークホースコミックス社 () により『"Lone Wolf and Cub"』として英語版が出版され、日本を代表する漫画として高い評価を受けている(なお表紙絵は『子連れ狼』の大ファンであるフランク・ミラーが担当)。単行本の部数は日本国内830万部、全世界1180万部以上を記録した。後に、大五郎を主人公にした続編『新・子連れ狼』や『そして - 子連れ狼 刺客の子』が制作された。原作は小池一夫、作画は森秀樹が担当。物語の記述によると、拝一族が姿を消したのが明暦年間(1655年-1657年)、柳生一族の断絶がお代替わりの天和元年(1681年)とあり、「咫尺の地」に明暦の大火と思しき記述や、柳生封廻状の癸卯の記述もある。一方で100年以上後の時代の人物である山田朝右衛門吉継が登場するエピソードもあり、矛盾が多い。また「残菊の宿」には存在しない明暦5年の記述もある。なお、続編である『新・子連れ狼』においては、完全に時代考証が無視されており、異なる時代の人間が主要人物として多数登場している。
出典:wikipedia
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