『AVE MARIA』(アヴェ・マリア)は、本田美奈子のアルバム。2003年5月21日にコロムビアミュージックエンタテインメントからリリースされた本田美奈子のソプラノ・アルバムの第1作。クラシックの楽曲を現代の感性で歌える歌手を探していた岡野博行と、クラシックへの志向を強めていた本田との邂逅により生まれた作品である。『ミス・サイゴン』以来の本田の恩師である岩谷時子が日本語詞を書き下ろし、編曲は井上鑑が担当した。収録曲は100曲以上の候補の中から本田自身が心に響く曲、歌いたい曲を選んでいった。手作りにこだわる本田は歌入れ以外の録音にも全て立ち会った。本田はジャケット制作のためのスタッフとの顔合せの場で「私はこのアルバムに命を賭けていますので、絶対に失敗できないのでよろしくお願いします」と挨拶したと伝えられている。岡野による伊豆大島でのジャケット撮影のレポートでは収録曲として12曲が紹介されているが、実際にはこの中から「天国への階段」の収録が見送られ、代わって「ヴォカリーズ」と「タイスの瞑想曲」が収録された。この「天国への階段」は本田の逝去後にアルバム『心を込めて...』に収録された。本田の逝去をきっかけに他のアルバムとともに売上が上昇、オリコンアルバム売上ランキングで最高22位を記録した。
出典:wikipedia
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