タンソンニャット国際空港(タンソンニャットこくさいくうこう、、)は、ベトナム社会主義共和国南部のホーチミン市郊外のタンビン区にある国際空港。IATAコードは「"SGN"」であり、ホーチミン市の旧名サイゴンが由来である。ホーチミン市街中心部より北西約8kmの位置にある。かつてはサイゴン国際空港とも呼ばれた。国際航空需要の増加を受けて、国際線の新ターミナルが日本のODAにより建設された。4階建ての新ターミナルは、10万平方メートルの面積で8つの搭乗橋を備え、年間800万から1,000万人の旅客に対応する。新ターミナルは2007年8月28日から利用が開始され、独立記念日である9月2日にグランドオープンした。元は国内、国際線共用のターミナルであったが、2007年8月に新国際線ターミナルの供用が開始されたことに伴い国内線専用ターミナルとなった。ベトナム航空やジェットスター・パシフィック航空などが利用している。日本のODAで作られた新国際ターミナルへの謝辞として、タンソンニャット国際空港国際線ターミナルの到着フロアの外を出た所に、ベトナム政府から感謝の言葉が書かれた石碑が埋め込まれており、日本語とベトナム語と英語で書かれてある。2010年現在、空港連絡鉄道や高速道路によるアクセスは整備されていないものの、前述のとおりホーチミン市中心部より8kmの好立地であり、市街地の中に空港があると言ってもよい事もあり、路線バスやタクシーで中心部まで30分程度でアクセスが可能である。ながらく運行されていた152番バスは最終便が18:00とかなり早めであったため、かつて深夜発着便の旅客が使えるバスは存在しなかった。2016年3月より、朝5時45分から深夜2時半(空港発最終)まで運行する109番路線バスが開通し、市の中心部にあるベンタイン市場前ロータリーや9月23日公園と空港とを結んでいる。運賃は初乗り12,000ドン、終点までは20,000ドン(2016年3月現在)。空港から市中心部までは200,000ドン - 260,000ドンの前払いチケットを買う方法、メーターで行く方法(100,000ドン-170,000ドン)、タクシーの運転手と交渉する方法がある。通常は、タクシーメーターで行くのが最も安い(価格はいずれも2012年現在)。宿泊するホテルに、専用車での送迎を依頼することもできる。通常中型セダン1台で片道20US$前後かかる。2020年完成を目標に計画されているホーチミン市都市鉄道は、本空港を経由する予定である。
出典:wikipedia
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