『サクラ大戦V 〜さらば愛しき人よ〜』(サクラたいせんファイブ さらばいとしきひとよ)は、株式会社セガ(現:株式会社セガゲームス)が2005年7月7日に発売したPlayStation 2用ゲームソフト『サクラ大戦シリーズ』の第5作。2010年3月には、欧米における初のサクラ大戦シリーズとして、PlayStation 2版とWii版がNIS Americaから『"Sakura Wars: So Long, My Love"』のタイトルで発売。舞台は紐育(ニューヨーク)。本作から主人公も変わり、4作目までの主人公である大神一郎の甥にあたる大河新次郎となる。ヒロインは、ジェミニ・サンライズ、サジータ・ワインバーグ、リカリッタ・アリエス、ダイアナ・カプリス、九条昴、ラチェット・アルタイルの6人。なお、ラチェットは、アニメーション映画『サクラ大戦 活動写真』で登場したキャラクター。その他のヒロインはジェミニを除いて新出、ジェミニは本作の前史にあたる『サクラ大戦V EPISODE 0〜荒野のサムライ娘〜』で先行登場している。サブタイトルはレイモンド・チャンドラーの『さらば愛しき女よ』から。当初はツタンカーメンのエピソードも加える予定ではあったが、やむをえない事情でカットされた。なおこのエピソードは、OVA『サクラ大戦 ニューヨーク・紐育』として描かれている。1928年、舞台は自由と希望の新天地、紐育。蒸気革命により、紐育は世界屈指の大都市へと変貌を遂げた。この街にあるのは、絶えることなきフロンティア・スピリット。人々はより高みを目指し、挑戦を続けていた。しかし、当時のアメリカは建国されてからまだ150年あまり。歴史を求め、人々は様々な伝統文化を取り込む。その結果、人々は「魔」なる存在も引き込んでしまった。それら「魔」から紐育を守るため、ある秘密防衛組織が設立される。その名は「紐育華撃団」。その頃、帝都・上野公園に一人の若き青年将校がいた。「帝国華撃団」総司令・大神一郎大尉の甥、大河新次郎少尉である。大帝国劇場において、新次郎は大神に「紐育華撃団・星組」への入隊を命じられる。不安と期待が入り混じる中、新次郎は大神に見守られながら日本を離れる。目指すは新天地、紐育。今、紐育の平和を守るため、若き戦士達が戦いに挑む。シリーズの伝統を受け継ぎ、全8話のエピソードからなる話数構成で、各話の最後にはTVアニメーション風の次回予告が入るのは従来通り。帝都の「太正桜に浪漫の嵐」、巴里の「愛の御旗のもとに」につづき、本作のキャッチフレーズは「摩天楼にバキュ〜ン」となっている。戦闘パートはサクラ大戦で3作目から採用されている「ARMSゲージ」を使用したシステムだが、次のように大幅にシステムが変化した。シリーズ恒例の、アニメーションによる各キャラクターの必殺攻撃・各ヒロインとの合体攻撃は健在だが、本作ではゲーム中での機体のバージョンアップイベントが無いため、必殺技が人型形態と空戦形態でそれぞれ一種類ずつである(主人公の新次郎のみ2週目以降究極必殺技が使用可)。戦闘時の華撃団参上決め台詞は舞台が紐育ということもあってか、「イッツ・ショータイム!」に、また命令への返事が「イエッサー!」に変化している。(本来「サー」は男性に対して使われる語であるが、作中では女性であるラチェットからの命令に対してもこの返答が使われている)名前の横の()内は各自が乗る霊子甲冑の色及び名前。1は陸上戦での技、2は空中戦での技、3は合体技(新次郎のみ究極必殺技)。同シリーズ恒例のミニゲームだが、本作では存在しない。『サクラ大戦 〜熱き血潮に〜』と同じく、携帯コンテンツとの連動という形をとっている。
出典:wikipedia
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