世界日報(セゲイルボ)は、「統一教会」(世界基督教統一神霊協会)系の韓国の保守系日刊全国紙。1989年2月1日に統一教会の有志財団によって創刊された。同じく統一教会系の日本の『世界日報』及び、米国の『ワシントン・タイムズ』紙とは提携・姉妹紙関係にある。本社はソウル特別市龍山区。「愛天」、「愛人」、「愛国」を社是とし、初代発行人兼社長には統一教会の世界宣教本部長でもあった郭錠煥が、編集人兼主筆には李億淳(イ・オクスン)がそれぞれ就任した。1991年から1994年までは文鮮明の側近、朴普煕が社長を務めた。創刊間もない頃は、日韓の統一教会の信者達が無償で配達したこともあったが、今日では、ワシントンD.C.、東京、ウィーン、パリに特派員を配置している他、全世界の100カ国近くに海外通信員を置くなど、世界志向的な報道姿勢を取れるまでに成長している。なお、韓国では1946年 - 1948年に同名の新聞「世界日報」が実在したが、これは現・世界日報との関係は一切ない。日本の小泉政権下で論議を呼んだ皇位継承問題について、日本の『世界日報』が女性天皇に対して反対の立場を取ったのに対して、韓国の『世界日報』は女性天皇を認めるべきと主張しねじれ現象が起きた。朴槿恵大統領がセウォル号沈没事故当時、会っていたとされる元側近のチョン・ユンフェ氏(現在は民間人)が、国政に介入したとされる内容が記載された青瓦台の内部文書を報道。大統領府は、文章の存在は認めたものの、内容は否定。検察は、内部文書流出の容疑で元大統領府職員を事情聴取し、世界日報本社を家宅捜索した。また、報道された当事者らから、社長、記者らが名誉棄損で告訴された。
出典:wikipedia
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