沖島(おきしま)または沖ノ島(おきのしま)は、琵琶湖の沖合約1.5 kmに浮かぶ小島。琵琶湖最大の島である。琵琶湖国定公園第2種特別地域。滋賀県近江八幡市沖島町に属する。約350人が居住する有人島で、島の南西部に集落が形成されており、市立小学校や郵便局なども設置されている。日本で唯一の「淡水湖に浮かぶ有人島」であり、汽水湖を含めると中海の大根島・江島、浜名湖の弁天島があるが、いずれも架橋されているため、離れ小島なのは沖島のみである。島内の道路には信号機がないが、一方で自家用車並みに、一軒あたり一隻以上の船が所有されている。戦国時代には琵琶湖水運の重要拠点としてここに関所が設置されていた。ここを通過する船は、陸上の関所と同様に関銭を徴収される代わりに沖島の住民によって航行の安全が保証されていた。関所は当初は六角氏の影響下にあったが、後に本願寺系の自治都市堅田の保護を受け、さらに織田信長の近江平定に従って関所の存続が特に許され、豊臣政権下の天正13年(1585年)頃まで存在していた。2013年6月、離島指定基準の見直しにより国土交通省の諮問会議において離島地域に加えられることが決定した。島内で事件・事故が発生した場合は近江八幡警察署の署員が近江八幡市本土から警備艇で駆けつける。島内で火災が発生した場合は消防艇「おきしま」が湖水を汲み上げて消火する。消防団員は女性も多い。水道水は、湖水を島内の沖島浄水場で濾過したものである。電気・通信は、本州と沖島の間に湖底ケーブルがある。
出典:wikipedia
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