『牙 -KIBA-』(きば)は、2006年4月2日から2007年3月25日までテレビ東京系列で放送されていたテレビアニメ。アメリカ合衆国のトレーディングカードゲーム会社最大手、アッパーデック社とのタイアップの元、カードゲーム『牙』のテレビアニメ版として展開され、米国での放送も行われた。従来のカードゲーム系アニメにありがちな、商品(本作の場合はカードの図案となる「スピリット」)ばかりをクローズアップする展開ではなく、あくまでも主軸を人間ドラマに置き、販促よりも物語を最優先する丁寧な作品作りが特徴である。監督の神志那弘志は、雑誌のインタビューで「子供向けの枠だからといって、子供に媚びる展開には絶対しない(子供が楽しめない展開にすると言う意味では無い)」と言い切っており、シリーズ構成を務める井上敏樹の作風とも相まって、時に子供向けアニメとは思えない非常に重く、ハードな物語も展開された。登場するキャラクターはカードゲームと基本的に同じだが、その設定や物語上での扱いは別物となっている。この番組から2007年後期の『メイプルストーリー』までアニプレックスが日曜8時30分枠のスポンサーに就いている。テレビ東京の日曜8時30分枠としては最後の非ハイビジョン制作アニメでもある。無機質で閉鎖的な世界「カーム」に住む少年、ゼッドは、「扉や門を壊せば違う世界に行ける気がする」という思いにとらわれて街を破壊して回り、学校や警察から追われていた。親友のノアは彼を心配するが、彼の事情を知っているだけに何も言えない。ゼッドの母であるサラは精神を病んでおり、病室で日々を過ごしていた。そんなとき、ゼッドを追って来た教師が突如豹変し、狂人となってゼッドに襲い掛かる。それに呼応するように廃人だったはずのサラは正気を取り戻し、得体の知れない力を使って教師と戦う、何が何だか解らないまま、必死で警察から逃げ回るゼッド。追い詰められたとき、彼のもとに現れたのは、巨大な光の渦だった。無我夢中で渦の中に飛び込むゼッド。やがてたどり着いたのは、「シャード」の力を使う能力者「シャードキャスター」が戦う、戦乱の異世界だった……。本作の世界は、シャードが存在しない近未来的な世界「カーム」と、シャードキャスターたちによる戦乱の世界「シャード世界」に分かれる。シャード世界は、様々な自然・文化・政治形態を持つ8つの領域(国家)からなり、各領域はシャードキャスターによる「シフティング」によってのみ移動可能。両の腕の代わりに数本の触手を持つスピリット。触手を相手の体に巻き付けたり、触手先端に生えたトゲを敵に突き立てたりして攻撃する。所有者はダイアナ。犬のような頭部とケンタウロスのような概観を持つスピリット。鋭い牙で相手に噛み付く攻撃を得意とする。所有者はキーラ。放送日はテレビ東京でのもの。DVD全13巻。第1章「運命の風」(1 - 4巻)、第2章「再会の時」(5 - 8巻)、第3章「永遠の絆」(9 - 13巻)に分けられている。各巻映像特典として、「DVD版次回予告」が収録されている。コメディ色が強く、テイストとしては同社製作の『鋼の錬金術師』DVDの特典映像「裏鋼」を模しており、第31話のものは「ハガレン」のパロディになっている。アッパーデックジャパン製作のTCG。第5弾まで発売されたが、アニメの展開終了に伴いTCGの展開も終了した。1弾につき1BOX30パック入り。1パック5枚入り。全80種類
出典:wikipedia
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