アメリカミサイル防衛局(アメリカミサイルぼうえいきょく、)は、国防総省の内局のひとつ。それまで陸・海・空の三軍で個別に行われていた弾道ミサイルの探知・迎撃システムの研究開発を統合し、試験から実戦配備まで一貫して行う組織である。ミサイル防衛戦略の変遷に伴い、組織もたびたび再編されている。前身となった弾道ミサイル防衛局(BMDO)は1993年11月、さらに前身の戦略防衛構想局(SDIO)は1984年発足と比較的新しい組織である。戦略防衛構想局時代も含め現在まで9人の長官が在任しているが、うち過半数の5名が空軍出身であり、三軍統合機関であるが空軍の影響力が非常に大きいとされる。長官が軍人の場合は、中将(3つ星)クラスの将官が任命される。現在の長官は、ジェームズ・D・シリング海軍中将(Vice Admiral James D. Syring、2012年11月19日 - )。前身であるSDIOやBMDOも含め、初の海軍出身の長官である。なおシリング中将は、准将(Rear Admiral (lower half)、RDML)から少将を経ずに直接中将に昇任している。ミサイル防衛(BMD)で計画された探知・迎撃システムの研究開発、試験評価、生産、配備を行う。ミサイル防衛は「弾丸で弾丸を撃つ(as hitting a bullet with a bullet)」と比喩されるような運用上の厳しい要求から慎重な試験評価を行う必要がある。
出典:wikipedia
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