宮下 隼一(みやした じゅんいち、1956年8月12日 - )は、日本の脚本家である。長野県出身。旧筆名・宮下 潤一(読みは同じ)。主に刑事ドラマや特撮、アニメーションなどの脚本を手がけている。横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)卒業。同窓に岸間信明、平野靖士らがいる。元々はテレビ映画の助監督として活動していたが、石原プロモーションにプロットを持ち込んだ事がきっかけで永原秀一の門下に入り、1979年に『西部警察』の第7話で脚本家としてデビューした。その後、『特捜最前線』の後半では中心ライターとして活躍する。同作の終了後は石原プロや東映所属のプロデューサー・堀長文や日笠淳と共に仕事をするようになる。また、宮下が執筆する作品では、老人や社会的弱者、不良少年などを主役に据えた作品が多いのも特徴。メタルヒーローシリーズは1990年の『特警ウインスペクター』から参加して、1992年の『特捜エクシードラフト』から1996年『ビーファイターカブト』まで5年連続でメインライターを務め、最終作である『テツワン探偵ロボタック』まで関わった。1984年の『キャッツ・アイ(2nd season)』においてアニメーション作品にも進出。同作とのつながりで東京ムービー(トムス・エンタテインメント)作品への参加が多い。杉村升らが中心となって設立したフラグシップに参加し、ゲームシナリオも手掛けるようになる。2002年に結婚。2015年に開設された東京作家大学で講師を務める。「人間が絶対的な存在の争いに巻き込まれる」という展開を好んでおり、メインライターを務めた『特捜エクシードラフト』では、中盤の異星人の抗争や後半の神と悪魔の対決など、それまでのレスキューポリスシリーズとは一線を画するストーリーを執筆している。子供番組としては観念的な内容であることから、監督から内容について質問を受けることが多かったというが、宮下はやりきったという思いであったことを述べている。フィクションがリアルな作劇一辺倒になることに異を唱えており、エンターテイメント性や救いの要素が必要であると考えている。メタルヒーローシリーズで玩具開発を担当した野中剛は、宮下は人情ものが得意と評している。
出典:wikipedia
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