ミドル級()は、ボクシングなどの格闘技で用いられる階級の1つ。意味はそのまま「中間」。プロボクシングでの契約ウェートは、154 - 160ポンド (69.853 - 72.575kg) 。スーパーウェルター級とスーパーミドル級の間の階級で、全17階級中5番目に重い階級。現在全階級の中でちょうど真ん中に位置するのはライト級で、かつて階級が現在ほど細分化されていなかった頃にヘビー級とライト級の中間として設置されたため、ミドル級と呼んだ。アマチュアボクシングでは、69 - 75kgである。アマチュア女子ボクシングではロンドンオリンピックより正式種目に採用され、女子の最重量級とされた。ヘビー級、ライト級に次いで1890年代に創設された。初代世界王者はジャック・デンプシー(ジョン・エドワード・ケリー)。全階級中最も新陳代謝の激しい階級の一つであり、世界的に多くの人間、特にボクシングが盛んな欧米出身者がこの階級に適した骨格と身長を持つため、日本人には絶対に不可能と言われていた階級だが、竹原慎二(沖)がWBA世界ミドル級王座(1995年12月19日 - 1996年6月24日)を獲得した。2016年においても竹原以外にこの階級及びこの階級より上の王座を獲得した日本人選手は存在しない。この階級の世界王座最多防衛記録はバーナード・ホプキンス(アメリカ合衆国 / IBF)の20度で、ホプキンスが史上初の主要4団体王座統一に成功したのもこの階級。アマチュアでは村田諒太がこの階級で2011年世界選手権に出場し同選手権では日本人初となる銀メダルを獲得し、翌2012年にはロンドン五輪でボクシング種目では48年振りとなる金メダルを獲得した。五輪柔道では、男子では1996年以降81-90kgを、女子では2000年以降63-70kgをミドル級(中量級)とみなした。レスリングでかつてミドル級と呼ばれたものは、現在の84kg級に当たる。女子では63kg級をミドル級と呼ぶ事も。総合格闘技では団体によって差違がある。よってここではいくつかの団体の定める体重分けを例として挙げる。K-1では70kg契約をミドル級と呼んでおり、ミドル級の大会はK-1 WORLD MAXとして行われている。
出典:wikipedia
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