アンデッド()は、かつて生命体であったものが、すでに生命が失われているにもかかわらず活動する、超自然的な存在の総称。死にきっていない(死者でも生者でもない)者たち。幽霊やゾンビなどが該当する。多くの文化で伝説や伝承にアンデッドが見られるほか、ファンタジーやホラーには特に多く登場する。「アンデッド」の語は、ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』に "The Un-Dead" として初めて使われた。ファンタジーを題材とするテーブルトークRPGやコンピュータゲームでは代表的なモンスターとして定着しており、「アンデッド・モンスター」とも呼ばれ、日本語では「不死の怪物」や「不死者」などの訳もよく使われている。それ以外の日本語表記では「亡者」や「死霊」などがある。アンデッドとされる存在は多種あるが、その多くは太陽の光に弱いとされており、夜間に活動したり、墓地などに現れたりすることが多い。生者を襲い、犠牲者を同種のアンデッドや従僕(しもべ)とするとされるものもいる(例:吸血鬼)。聖水や聖餅を弱点とするものもある。近年の小説やゲームでは、これらの怪物を秘術によって生み出して操ることを死霊魔術 (Necromancy) 、そのような術を行使する者をネクロマンサー (Necromancer) と呼ぶことが多いが、いずれも本来の意味とは異なる。以下では、主にファンタジー作品に登場するモンスターとしてのアンデッドについて解説する。人間をはじめとする生物の死体を、何らかの呪いや魔術で動かしているものはアンデッド・モンスターの中でも最も頻繁に現れる。知性・感情を持たず痛覚もないため、傷を受けようとも構わず襲ってくる敵として描かれる。なお、ゴーレムの中には生物の死骸や肉片を素材とする「フレッシュゴーレム」、骨を素材とする「ボーンゴーレム」(『ダンジョンズ&ドラゴンズ』、『ソード・ワールドRPG』など)といったものがあるが、あくまでも死体を素材としたゴーレムであり、アンデッドとは区別される。無実体の類もまた多く登場する。実体がないため、破邪の金属とされる銀製の武器などの特別な武器や魔法によってしか傷つかないとする作品が多い。いずれも幽霊(その他、亡霊、怨霊、地縛霊、浮遊霊など)を指す語であるが、ゲームではモンスターの強さや特殊な能力などに応じて別々の名を付けることが多い。ゴーストは比較的下級、レイスは比較的上級のモンスターとして扱われる傾向がある。これらを総合して「ホーント」と呼ぶ作品もある。この他、死神や地獄の使者といったモンスターは生命が失われているにもかかわらず活動するものではないが、類似性やゲームバランスの都合によりアンデッドとして扱われる場合がある。
出典:wikipedia
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