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ニョコロ=コバ国立公園

ニョコロ=コバ国立公園は、ギニア共和国との国境に近いセネガル南東部の国立公園。西アフリカの国立公園としては最大の面積を誇り、タンバクンダ地方のダカールの東650キロのところにある。スーダンサバンナからギニア森林までの幅広い動物層、植物層を保護している。1926年に狩猟鳥獣保護区が設置されたのが起源である。1951年に森林も保護対象になり、ついで1953年に動物保護区に、更に翌年国立公園となった。1962年、1965年、1968年、1969年と相次いで拡張されたが、各地域が独立して編入されていった結果、十分な管理体制が整備されず、密猟が横行している地域もある。1981年には世界遺産と生物圏保護区 (MAB) に同時登録された。1990年代からは国立公園当局とフランス海外科学技術調査局(ORSTOM ; 現)が協力し、公園内に生息する動物の頭数の年次調査も行われている。更にはギニア共和国にある隣接する保護区であるバディアール国立公園とともに「ニョコロ=バディアール生態系複合体」と解消して再編する計画も持ち上がっている。国立公園内を横切るようにガンビア川とその支流が流れている。支流のひとつはクルントゥ川で、もうひとつはニョコロ=コバ川である。後者が公園名の由来になっている。標高16mから311m(最高点はアシリク山)までの地域があるが、国立公園内は概して平坦といえる。雨季には多くの平地が沼沢となり、だいたい200m以上の地域が小丘となる。ただし、セネガルとガンビアにまたがり、ニジェール川の源流にあたるフタ=ジャロン山脈の支脈が、公園南東端にあるため、その辺りは起伏に富んでいる。これらの支脈は、セネガルとギニアの自然の国境を形成している。シマンティ (Simenti) の沼地だけは一年を通じて干上がらないため、渇きを癒したり泥で寝転ぶために、サバンナの動物たちが訪れる場所になっている。動物相の豊富さは良く知られている。セネガル最後のゾウの生息地は公園内のアシリク山である。しかし、密猟や1980年代の大旱魃の影響でその数が漸減していった。現在は保護下におかれ、絶滅は免れている。ジャイアントエランドは体重1トンに及ぼうかという世界最大のレイヨウだが、その最後の一群もアシリク山に身を寄せている。公園内はおよそ1500種の植物が生育している。12月から5月末まで開園しており、中心のシメンティにはホテルがある。この卓抜で少々謎めいた景観が芸術家や作家を触発しないはずはなく、過去に創作の題材になったことがある。ガンビア川上流のダム建設計画によって国立公園の環境悪化が懸念されることから、2007年に危機にさらされている世界遺産リストに登録された。

出典:wikipedia

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