NCT信託銀行株式会社(エヌシーティーしんたくぎんこう、"NCT Trust and Banking Corporation")は、かつて存在した東京都に本店を置く信託銀行。1993年に、日興證券の子会社として設立。2001年に、日興コーディアルグループとシティグループの合弁会社となったため、日興シティホールディングスが50%、シティグループ・インターナショナル・エル・エル・シーが50%の株式を保有している。投資信託受託業務や投資事務受任業務等を行っている。日興とシティの合併に伴い、株式移管を行い、日興シティHDの100%傘下になる予定であった。しかし、サブプライムローン問題に起因する米シティグループ本体の業績悪化により、2008年12月17日に、日興シティホールディングスは、全株式を250億円で三菱UFJ信託銀行に売却することを決定した。当初は、2009年4月1日に売却・子会社化の予定だったが、日興シティ信託銀行がSFCGから買い取った債権が二重譲渡されていたことから、影響を見定めるために延期された。その後、日興シティの証券事業が、三井住友フィナンシャルグループに買収されるなど、環境が大きく変更になったことから、2009年5月14日に、三菱UFJ信託銀行への株式譲渡は白紙撤回された。そのため、新たな買収先を探した結果、2009年7月1日に、野村信託銀行が190億円で買収することで基本合意。10月に、全株式の譲渡により同行の子会社となった。
出典:wikipedia
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