岐阜県立中津高等学校(ぎふけんりつ なかつこうとうがっこう)は、岐阜県中津川市中津川にある公立高等学校。2007年(平成19年)4月に岐阜県立恵那北高等学校を統合し、全日制普通科単位制の高校として改編された。学校は「旭ヶ丘」と呼ばれる小高い丘の上にあり、下を通る県道6号中津川田立線(旧・国道19号→257号)と学校を結ぶ坂道は桜の並木道となっている。徒歩で5分ほどの市街地にはアピタ中津川店や銀行、商店街などがある。中津高校は東濃学区の東端に位置するため、主に中津川市内及び恵那市からの通学者が多いが、瑞浪市方面から通学する生徒も若干存在する。月・水・金は6限授業、火・木は7限授業を実施している。2006年(平成18年)を最後に廃止された「自然科学コース」・「英語コース」にかわって「特進クラス」が設置された。「特進クラス」では理科3科目に対応するため週2回1日7限授業や放課後補習・土曜の集中講座が行われており、難関大学や医学部への進学に適した時間割となっている。国公立大学の受験に必要な科目の授業は2年生時までに全て終了する。3年生時には単位制であることを生かして、受験に即した多様な科目を用意することによって、各々の受験事情に対応した科目を選択することが可能になる。また、3年生時には大学入試に対応するため「○○特講」といった独自の科目を用意する。2004年(平成16年)より始まった同じ市内にある中京学院大学との高大連携によって、高校の授業では通常学ぶことが出来ない「中国語特講」といった科目を1年間受講することにより、高校の単位として認定される。創立100周年記念事業の一環としてスタートした「旭陵留学プログラム」によって毎年2名が海外英語圏へと留学している。派遣国はアメリカ合衆国・カナダの2か国からの選択で、希望者(1・2年生のみ)はSLEPと呼ばれる留学試験用の特別なテストと日本語と英語による保護者同伴での面接試験によって選抜される。「年間派遣」(実質10か月)と「3か月派遣」からの選択となっているが、学校側は「年間派遣」を推奨している。費用は派遣地によって違うが、中津高校の同窓会より一人当たり100万円の奨学金が出る。以前は年6名派遣され、派遣先はアメリカ、カナダ以外にもイギリス・オーストラリアがあった。英検の取得に力を入れており、毎年多くの生徒が英検準2級、2級を取得している。2009年度は2級を130名、準2級を300名が取得しており、全国優良校26校の一校に選ばれている。毎年6月には旭陵祭と呼ばれる学校祭が行われ、文化祭と体育祭が催される。文化祭は外部にも公開され、毎年延べ2000名以上が訪れる盛大なものである。1日目と2日目は文化の部(文化祭)、3日目は体育の部(体育祭)となっている。1年生は展示(写真を何枚も貼り付けて1枚の絵のようにする、クラスで一つの絵を完成させる、など)、2年生は演示(ダンス)、3年生は演劇をする。文化祭では、クラスごとに作ったTシャツを着て、生徒たちは校内をまわる。毎年5月に行くことになっており、行き先はそれぞれ1年生はリトルワールド、2年生は沖縄研修旅行の事前学習(平和学習)も兼ねて長野(松代大本営跡、善光寺)、3年生は京都となっている。10月末に2年生が沖縄へ行くことになっている(3泊4日)。ちなみに、周辺高校の修学旅行と比べると出発時期が遅い。2月末(大体卒業式の前日)に行われる、「3年生を送る会」のこと。体育館で1日をかけて行われる。後輩や転勤した先生からのメッセージビデオや、職員たちだけでの演劇など、卒業式前最後のビッグイベントともいえる内容になっている。校舎は第一棟から第三棟まであり、校舎間は二階、三階と渡り廊下で結ばれている。全ての教室にエアコンの設置やエレベーターなどバリアフリーを考慮した新校舎や、進路情報を調べたり自習学習ができるコンパスルーム、最新の設備を備えた図書館などが完成した。部活動ではウェイトリフティング部が国体やインターハイなどに出場している。2009年(平成21年)は個人で全国優勝、3位入賞を果たしている。2010年(平成22年)も出場し、3位入賞を果たしている。その他、ギターマンドリン部も全国大会に出場経験があり、県大会上位が常連の部もあるなど盛んである。生徒のほとんどが進学を希望し、生徒の8割から9割程度が四年制大学へと進学している。
出典:wikipedia
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