『馬鹿まるだし』(ばかまるだし)は、1964年に松竹が制作、公開した山田洋次監督の映画。「馬鹿シリーズ」の第一弾。本項では、ドラマ版についても記述する。初期の山田洋次作品に俳優として欠かせない存在となるハナ肇、そして後に『男はつらいよ』シリーズ全48作などを手がけた撮影監督の高羽哲夫と、山田が組んだ最初の作品である。ハナがリーダーのクレージーキャッツからは植木等(東宝との関係のためノンクレジット)、犬塚弘、安田伸、石橋エータロー、桜井センリと、(この時期、東映で主演映画『図々しい奴』を撮影していた)谷啓を除く全員が出演している。瀬戸内の小さな町、シベリア帰りの安五郎が淨念寺に転がり込み、住職の長男の妻(ご新造さん)夏子に一目惚れ。やがて町のボスとなった安五郎は労働争議を解決するなど大活躍する。しかし、町の勢力を反対派に握られ、人々の目は冷たくなっていき、淨念寺にも出入り禁止となってしまう。そんな折、誘拐事件が起こる。名誉挽回のチャンスだと誘拐犯を追いかけた安五郎だったが・・・本編にも出演テレビドラマ版は『ハナ肇の「馬鹿まるだし」』というタイトルで、1964年9月28日から同年11月16日まで、当時ハナ・植木・谷啓・藤田まことがローテーションで出演するドラマ枠『おれの番だ!』(TBS系列。月曜21:30 - 22:00。ロート製薬一社提供)で放送された。
出典:wikipedia
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