新山梨環状道路(しんやまなしかんじょうどうろ)は、甲府都市圏を取り囲む全長約43kmの環状道路であり、地域高規格道路の計画路線に指定されている。東西南北の4つの区間に分かれており、そのうち西部区間と南部区間の2区間(18.6km)において供用が開始されている。現在東側区間と北部区間の一部の事業が着手されており、残る区間も環境アセスメントの問題により着手は行われていないが、大まかなルートは決定している。甲府盆地内の道路は甲府市を中心に放射線状になっており、これらの道路はいずれも幅員が狭いことから各所で慢性的な渋滞が発生している。渋滞対策として昭和40年代より国道20号甲府バイパスやアルプス通りの整備、ならびに山手通りや美術館通りの拡幅等を実施している。しかし市街化が進展し土地収用などに手間取る間に自動車社会の進展が急速に進み、特に国母交差点や向町2交差点など生活道路との交差点では渋滞が悪化する状況であり、甲府盆地を通過する自動車までも時間的損失を受ける状態になっている。また、昭和50年代に開通した中央自動車道が事故・災害等により使用不可になった場合の代替や救急時の迂回ルートとして新たな高規格道路の早期開通が求められるようになった。その結果、山梨県ではこれらの対策として甲府市街地を大幅に迂回し、かつ県内の各主要道路と接続する高規格道路を整備している。南部区間は当初から4車線を前提にした設計となっており、ランプを備えた4車線道路は高速自動車国道を除くと新山梨環状道路南部区間のみとなっている。また、南部区間の距離標は、始点からの距離のほかに経緯度も併せて表記されている。「西部区間」「南部区間」「東部区間」「北部区間」の4つの区間を分けて順次整備が行われている。このうち西部区間は高速自動車国道中部横断自動車道であり、残る3区間が料金不要のバイパス道路となっている。中部横断自動車道である西部区間を除く各区間の事業費は以下の通り。!colspan="2"| 区間 || 事業費用 ||備考 ||参考
出典:wikipedia
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