タイヨーエレック株式会社（）は、愛知県名古屋市中村区にあるパチンコ・パチスロ製造販売会社である。なお東京都に本社を置くパチスロメーカーのタイヨーとは無関係である。かつて「アレンジボール」を改良した「アレパチ」を開発、登録商標を取得している。その後アレパチに対する規制が強化される中、2004年の規則変更によってアレパチの発売が禁止されるまで生産を続けた。創業者は佐藤昭治(-2014年11月21日、享年85歳）。規則変更によってパチンコ機の基軸を失った後は、もっぱらアニメ・ゲームとのタイアップ機を中心にリリースを行っている。経営を創業者から娘の佐藤英理子へ引継ぎ、2001年4月11日に大証ジャスダックへ上場。2011年7月27日に上場廃止。2007年にサミーと資本・業務提携し、2011年にサミーの完全子会社（セガサミーホールディングスから見た場合は孫会社）になった。2014年10月に本社を現在の愛知県名古屋市中村区名駅南へ移転。本社にはサミー名古屋支店も入居している。札幌支店、東京支店、福岡支店もサミー札幌支店、サミー東京支店、サミー福岡支店と同じビルに入居している。2015年9月に、セガサミーグループの遊技機事業に関する構造改革を発表。この構造改革では、当社では全従業員の3分の2にあたる約200名の希望退職者の募集などを行った他、2016年3月には瀬戸工場を閉鎖し、生産機能をサミー川越工場へ集約した。2014年5月から実施しているセガサミーグループにおける構造改革の実施は、2015年4月にゲーム事業やアニメーション事業などのエンタテインメントコンテンツ事業の再編（セガホールディングス設立）に次ぐものとなる。

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