『クイズなないろDREAMS 虹色町の奇跡』(クイズなないろドリームス にじいろちょうのきせき)はカプコンより1996年9月に発売されたアーケード用クイズゲーム。カプコンお得意のクイズゲームに当時ブームだった恋愛ゲームの要素を盛り込んだ「恋愛クイズゲーム」という異色作となっている。1997年6月27日にはセガサターンとPlayStationに移植された。また、2006年 - 2007年にかけて携帯電話の各キャリア(iアプリ、EZアプリ、Yアプリ)移植版が配信開始された。PlayStation版は2011年7月27日からゲームアーカイブスで配信されている。3月31日の夜、星を見ていた主人公は虹色町に8つの流星が降り注ぐのを見る。主人公めがけて落ちてきたそのうちの一つは手のひらサイズの妖精少女だった。彼女の話によると、異世界で魔王を封印していた「封印のクリスタル」が7つに分裂し虹色町に降り注ぎ、この町に住む7人の女の子と同化してしまったという。そして半年後に復活するであろう魔王を再封印するためにはその女の子たちと心を通わせることが必要だという。はたして主人公は世界を救うことができるのであろうか?ゲームは分岐する双六状になっているカレンダー(マップ画面)の上を1〜6の目の出るルーレットで出た目の分前進し、そのマスで登場したヒロインが出すクイズをノルマ数正解することでそのヒロインの好感度が上昇していく(コンシューマー版ではオプションでルーレットを使用しない設定も可)。クイズに失敗するとライフカードが-1され、0枚になるとゲームオーバーとなる。マップ中には特殊な効果のあるマスがあり、これらに止まるとゲームが有利に進行する(一部例外あり)。"特殊マスの一覧"ライフカードは絵柄によって正解が見える、スコアが2倍になるなどの特殊効果がある。発動時間が設定されており、クイズの制限時間とともに減少し、一定時間経過すると効果を失う。威力の高いカードほど発動時間は短い。ルーレットは目押しすることである程度狙いのマスに止まることが可能。しかし、ルーレットはランダムで目押ししたマスからずれることがある上に(しかも3回目までに必ずずれる)外れの目が存在し、外れた場合は強制的に6マス進まされた上にオジャマキャラであるリンツとのクイズ対戦となりヒロインの好感度を稼ぐことはできない。ゲームは1か月ごとのステージに区切られており、それぞれの月末では強制的にリンツとのクイズ対戦に、最終月である9月末では魔王との最終決戦となる。ストーリー上では「魔王の封印にはクリスタルの力が必要」とあるが、実際には魔王との最終決戦のときに最終イベントまでストーリーを進めたヒロイン1人につきライフが1増えるだけなのでクリスタルの力がなくとも魔王を倒すことは可能。しかし、最低でも1人のヒロインと仲良くなっていないと非常に寂しいエンディングになることは避けられない。また、分岐によって登場するヒロインのマスが限られる(原則的に桃子+その他のヒロイン2人の計3人。9月のみ全員登場する)ため、一度のプレイで全員からクリスタルを得ることはできない。ケータイカプコンより配信。ヒロイン別に1丁目〜4丁目の4本に分割されている。登場ヒロインが削減された分、ゲーム期間も3か月に圧縮されている。携帯アプリ版だけのおまけ要素として、ゲーム中未使用のシナリオ、設定(ボツ案)を見ることができる。また、少しではあるが、近年の話題に関するクイズを新収録している。たとえば綿矢りさや東京ディズニーシーに関することなど。恋愛ゲームとしては奇抜な設定のキャラクターが多い。また、アーケード版では7人のヒロインは製菓会社をモチーフとした名前がつけられていたが、コンシューマー版以降の登場作品ではキャラクター名が変更となっている。これは特定の会社から抗議があったわけではないが、リスクを恐れたカプコン法務部からの要請による自主規制とのこと。声優のキャスティング協力はアーツビジョン。以下、アーケード版とコンシューマ版で名前および声優が異なるキャラクターは、アーケード版の方を先にして併記する。家庭用版発売にあたってCMが制作され、カプコンがスポンサーを務めるラジオ番組の枠で放送された。内容は主人公に女の子達が迫って来てクイズゲームであることをアピールするもの。携帯アプリ版虹色町の4丁目には本CMの内容をテキスト化したものが収録されている。
出典:wikipedia
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