稲垣 実男(いながき じつお、1928年(昭和3年)3月28日 - 2009年(平成21年)3月5日)は、日本の政治家。衆議院議員(7期)、国務大臣北海道開発庁長官兼沖縄開発庁長官などを歴任。愛知県幡豆郡一色町(現・西尾市)出身。早稲田大学第二政治経済学部卒業。1976年12月、第34回衆議院議員総選挙に旧愛知4区から自由民主党公認で立候補するも次点で落選。しかし翌年1月16日、最下位で当選した第37代労働大臣浦野幸男(自民党)が在職のまま死去したため繰り上げ当選。厚生政務次官、党全国組織委員会副委員長、衆議院決算委員長、党政調副会長などを歴任した。1986年7月の第38回衆議院議員総選挙まで5回連続で当選するが、1990年2月の第39回衆議院議員総選挙では落選。1993年7月の第40回衆議院議員総選挙で返り咲く。1996年10月の第41回衆議院議員総選挙には比例東海ブロックから出馬し、7回目の当選を果たす。同年11月、第2次橋本内閣で北海道開発庁長官兼沖縄開発庁長官として入閣した。派閥は中曽根派から江藤・亀井派に所属。2000年6月の第42回衆議院議員総選挙で落選し、政界引退。2004年6月10日、自らが社長を務める投資顧問会社が、無許可・無認可で高齢者相手の詐欺的商法を手がけていたことが判明し、出資法違反容疑で逮捕。約230人から7億円弱を違法に集めたとされる。稲垣は10億円を超える借金を抱えていたとみられ、逮捕時に「相当額の借金があり、これを返してもう一花咲かせたかった」と供述している。2005年7月、執行猶予付き有罪判決確定。判決確定後は東京都内のマンションで一人暮らしをしていたが、2009年3月5日、出入りしていた女性により室内で病死している所を発見された。 享年81(満80歳没)。
出典:wikipedia
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