法政大学トマホークス（ほうせいだいがく－：HOSEI UNIVERSITY TOMAHAWKS）は、法政大学体育会に所属するアメリカンフットボールチームである。1935年関東学生アメリカンフットボール連盟加盟。現在の練習場は川崎市中原区。最寄駅は東急東横線、東急目黒線、JR南武線、横須賀線の武蔵小杉駅と同東急二線の元住吉駅。1935年に関東大学アメフト連盟に加盟する。1972年に当時の最強軍団である日本大学を破り、初の甲子園ボウル出場を果たす。またその甲子園ボウルでは関西学院大学を破り甲子園ボウル初優勝を飾る。だがその後長年に渡って日大の壁を破ることができず、再び甲子園ボウルに出場できたのは1992年のことであった。1991年春の定期戦で日大を破る。ライスボウル3連覇達成後で、3年間練習試合も含め59連勝中の日大の連勝記録を止めた事は大きく報じられた。1992年に20年ぶりに甲子園ボウル出場を果たして以降、関東リーグにおいては日大に変わり、法政の時代が到来する。1993年こそ日本体育大学に甲子園ボウル出場権を奪われたものの、1994年から8年連続で甲子園ボウル出場を果たす。1997年の甲子園ボウルで関学に引き分け、両校優勝という形で2回目の優勝を果たす。コイントスによる抽選でライスボウルに出場するが、0-39で鹿島ディアーズに敗れる（同大会が社会人王者と学生王者の対戦形式となって以来、史上初の完封負けであった）。2000年には28-21で関学を下し念願の単独優勝を果たすが、ライスボウルでは13-52でアサヒ飲料チャレンジャーズに敗れる。2002年は早稲田大学に関東リーグ9連覇と甲子園出場を阻まれ、2003年は関東リーグで早大に敗れ、10年振りにブロック優勝を逃すもののプレーオフを制し甲子園ボウルに出場。甲子園で立命館大学に6-61で大敗を喫した法政は改革を迫られる。翌2004年度に1990年から続いた伝統のオプション攻撃にかわり、ショットガン攻撃を導入した。開幕戦で前年2部校の横浜国立大学に敗れるものの関東を制し、甲子園にのりこんだ法政は、横浜高校でショットガン攻撃を経験していた1年生QB菅原と、4年生エースRB伊藤の力強いランで前半終了時点は、10-10と立命館を苦しめ、後半RB伊藤のキックオフリターンTDで17-10と再逆転に成功した法政だったが、その後は立命館にTDを4本奪われ、終わってみれば17-38で惨敗したものの、ショットガン攻撃はある程度の成果を出した。2004年度まで甲子園ボウルに12回出場しているもののわずか2勝（1分9敗）しか挙げていない法政は、2005年度のスローガンを「OVER THE WEST」と設定し、必ず関西に勝つ事を目標に取り組んだ。関東リーグで他校を圧倒し、甲子園に乗りこんだ法政は2年生QB菅原と3年生RB丸田の活躍で、前半を10-7で立命館にリードして折り返す。後半TDを奪われるものの、4QにRB丸田が決勝TDを奪い、17-14で勝利し、見事目標である「OVER THE WEST」を達成した。しかし、ライスボウルでは17-47でオービックシーガルズに敗れた。2006年度、法政は「伝統&連覇」をスローガンに掲げた。同年度はミルズ杯を獲得した4年生RB丸田とエース3年生のQB菅原が健在で、優勝候補の最右翼であるが、日大がヨコハマボウルでアサヒビールシルバースターを破ったほか、早稲田も有力候補に挙げられているため、苦戦が強いられる可能性が高かった。しかしながら終わってみれば前年に続き関東リーグを独走し、優勝を決める。甲子園ボウルでは5年振りに関西リーグを制した関学と対戦。関学とはヨコハマボウルでも対戦し45-3で勝利している。開始プレー、ショットガン体型からの「伝統」のオプションによるRB丸田の80ヤード独走タッチダウンの速攻で幕を開け、35点で終始前半をリードする。後半は甲子園ボウル史上初の雷雨による試合中断も。その後関学の猛追を受けるものの、45-43で凌ぎ切り、見事チーム初の「連覇」を達成した。RB丸田は2年連続のミルズ杯を受賞。続くライスボウルではオンワードスカイラークスとの大接戦の末、29-30で初の日本一は成らなかった。　※()内の数字は年度、2009年は東日本代表決定戦で優勝法政大学トマホークスオフィシャルホームページ

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