ストラガーデンNEO[戦いと癒しのオンラインRPG](英語表記:strugarden neo、旧称:ストラガーデン)とは、株式会社フロム・ネットワークスが開発したMMORPGに属するオンラインゲームである。現在は株式会社インターグローが運営する。ゲーム内に登場するキャラクターは、やや頭部が大きめで、3頭身ほどにデフォルメされている。非常に多種の装備品(衣装)が用意されており、着せ替えによってキャラクターの個性を出すことが可能である。多数のMMORPGに採用されているアクティブバトル形式(通称「クリックゲーム」などと呼ばれるもの)ではなく、敵と遭遇すると戦闘画面に切り替わるランダムエンカウント方式を採用している。敵キャラクターとの戦闘では、移動フェイズと行動フェイズの2つに分かれている。移動フェイズでは、グリッドに仕切られた戦闘画面の中をキャラクターが移動する。その際、キャラクターや装備毎に移動力というパラメータが設定されていて、その数値を超えて移動することはできない。移動途中で敵と衝突すると、強制的に移動が終了される。(衝突した相手が味方の場合はそのキャラが動けば移動できる)行動フェイズでは、各キャラクターがそれぞれデッキにセットしたスキルを使用して対象にさまざまな攻撃や回復を行う。スキルにはそれぞれ範囲が設定されており、範囲外の対象にはスキルを行使することはできない。これら2つをあわせて1ターンとするターン方式で、規定ターン内(通常は99ターン)で勝利条件を達成する、又は規定ターンの経過、若しくはプレイヤーの逃走で戦闘終了となる。勝利条件には、敵を全滅させるのほか、特定のリーダー格のユニットを倒す、敵の攻撃をかいくぐり敵陣を奪う、敵の攻撃から任意のターン逃げ切るなど多数存在し、ゲーム内ではこの一連の方式は、ストラテジック・シンクロナイズドバトル・システム(SSBS)と定義されている。戦闘中の行動フェイズにおける攻撃、防御等はスキルと呼ばれる。(待機、逃走は除く)戦闘中にモンスターを捕獲したり、回復アイテムを使用する等、特殊なスキルも存在する。また、戦闘開始から終了まで常に何らかのステータス補助等の効果を与えたりするスキルも存在する。(PSVスキルと呼ばれる。前述の戦闘スキルはCMDスキル)スキルの使用には、普通1ターン毎に10ずつ補充されるAPを消費することで使用できる。強力なスキルほど多くのAPを消費する。戦闘以外では、アイテムや武器、防具の生産、若しくは発掘などによる素材の採取も専用スキルを必要とする。CMD、及びPSVスキルはクエストやミニクエストで手に入り、そのキャラクターのレベルにより習得可能数が増えていく。大部分のスキルには下位スキルが設定されており、習得の条件となっている。(その系図はスキルツリーと呼ばれる)覚えたスキルはすべて使えるわけではなく、デッキと呼ばれる使用スキル設定枠にセットすることで、戦闘での使用が可能となる。アイテムや武器防具を生産する合成スキルである「調理」、「彫金精錬」、「木工大工」、「紡績裁縫」、「皮革加工」、「錬金術」、素材を採取する採取スキルである「収穫」、「採掘」、「伐採」、「釣り」が存在する。(「鑑定」というスキルも存在するが現時点では詳細が不明である)アイテムや武器防具の生産にはレシピを習得する必要があり、習得したレシピのアイテムのみ生産できる。各レシピにはそれぞれレベルが設けられ、一定レベルを満たさないと強力な防具は作れない。ストラガーデンには6種の下位の職業と、それぞれの上位に位置する職業6種、計12種類の職業が存在する。プレイヤーはキャラクター作成時に下位職の中から任意で選択することができる。装備可能な武器や防具、戦法、パーティにおける役割と、どれをとっても全く違うため、慎重に決定する必要がある。またそれぞれの職には2つずつサイドジョブが設けられており、メインジョブの半分のレベルまで育てることができる。サイドジョブを育てることによって取得可能になるスキルもある。最高レベルは45までであり、それ以降は上位職に転職する必要がある。特定クエストをクリアすることによって、レベル45で上位職になることができる。すべての下位職に1つずつ設けられている。変則的なスキルを覚えることができる。現時点での最高レベルは75まで。ストラガーデンの世界、プラネタリアには、多数の国が存在する。キャラクター作成時には、4つの国の中から任意に1つの国を選んで出身国とする。どの国も一見繁栄しているように見えるが、裏では様々な陰謀が見え隠れしている。国家ごとに別々にストーリーが存在し、各国家メインクエストとしてプレイヤーは攻略していくことになる。練られたストーリーに大量に存在する伏線も、ストラガーデンの魅力の1つである。物語が発展していくと、プラネタリア全土を巻き込む魔王との戦いへと集結する。当ゲームでは、先のストラテジック・シンクロナイズドバトルによって、対ボスキャラクター戦はもちろんのこと、普段の敵キャラクターとの戦闘までもが、非常に奥深いものになっている。中でも最も魅力的な要素となっているのが対人戦であろう。キャラクターの動き一つで勝敗が決まってしまうことも多々あり、「レベル20のキャラがレベル60のキャラに勝てる」ような勝負、それが醍醐味となっている。多数の職と、多数のスキルによって構成され、職ごとにパーティ内でのはたらきが全く異なるので、ゲーム内容そのものは将棋やチェスのようなボードゲームにやや通じるところがあるものの、スキル発動速度が全く同じ場合に先手をうてるかどうか、状態異常が成功するかどうか、実際のダメージ量など、乱数によって決定される部分もあり、完全情報ゲームの中に、コンピュータゲームとしての要素を取り入れたかたちで、ゲームとしては高い完成度をもつ。現在対人戦には大分して3種類用意されている。ストラガーデンは数少ない日本国産MMORPGであるが、海外にもサービスを提供していた。2004年6月18日、中華圏(台湾、中国、香港)でのサービス展開を発表し、『幸福 Online』という名前でサービスを開始した。日本版と比べると必要経験値が多いなど若干ゲームバランスが変更されている。しかし、翌年12月21日にサービスが終了する。根強いファンが多く、日本版のストラガーデンには今でも多くの台湾・香港プレイヤーが存在する。2006年2月に韓国でもサービスが開始された。その後、ストラガーデン2という名前でアップデートされ、スキル取得がポイント制になっていたりと大幅に変更された。しかしながら、2007年9月14日にサービス終了した。現在でもサービスが続いているのは日本だけである。
出典:wikipedia
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