『Really? Really!』(リアリー? リアリー!)は、アダルトゲームブランドNavelより2006年11月24日に発売された18禁恋愛アドベンチャーゲームである。略称は「リアリア」。タイトルロゴには、矢印以外に開かれた本が描かれている。Navel処女作である『SHUFFLE!』のヒロインの一人・芙蓉楓とのエンディング後の物語。『SHUFFLE!』のアフターストーリー第2弾。今作は西又葵も参加したため(主題歌の作詞も担当)、新キャラクターの八重桜以外は、『Tick! Tack!』を含むシリーズのキャラクターがほぼ総登場する集大成的な内容となっている。基本は、『SHUFFLE!』のコンセプトを受け継ぎ、楓の精神世界を中心に物語が展開するが、他作品のパロディやオマージュが随所に盛り込まれた内容になっている。2006年11月24日にLimited Edition、2007年4月27日にStandard Editionが発売された。2009年6月25日には角川書店からニンテンドーDS版『Really? Really! リアリアDS』が発売された。フルボイス、西又葵による新規描き下ろしCGに加え、オリジナルのミニゲーム、マイク入力、タッチペン入力などの新要素が追加されている。2011年9月30日には、『Tick! Tack!』とセットになった『Tick! Tack!&Really? Really!』が発売された。舞台は、稟と楓が結ばれた後のとある休日。プリムラを再び芙蓉家に迎えてもらおうと考えた神王と魔王は、稟と楓の前でプリムラの感情抑制を検査。しかしプリムラの魔力が機械を上回り、楓の精神に影響をもたらしてしまう。その結果、楓の中にある思い出がバラバラに組み替えられ、「芙蓉楓」という存在が狂い、いつ目覚めるか分からない眠りに落ちてしまう。そんな楓を救うため、稟は八重桜、時雨亜沙、プリムラ、リシアンサス、ネリネ、麻弓=タイム、緑葉樹とともに楓の精神世界へと潜り込み、記憶の修正を試みる。楓の記憶世界で出てくる登場人物の発言・行動・存在の矛盾を指摘し、修正していくというのが主な流れである。矛盾が指摘できるところで「リアリーゾーン」に入り、矛盾のある発言に対応するキーワードを使用し、間違った記憶を修正する。これを「リアリーアタック」という。リアリーゾーンからは任意に離脱が可能で(一部不可)、対応するキーワードを所持していないときなどは、一度離脱して別の記憶世界でキーワードを入手してから再びゾーンに入ることとなる。本作は、選択肢の他に「楓メーター」があり、リアリーアタックに失敗すると(間違ったキーワードを使う、明確な矛盾のない発言にキーワードを使う)楓メーターの値が下がり、これがゼロになるとゲームオーバー(バッドエンド)となる(『逆転裁判』に似通った描写で展開する)。このようにして複数の記憶世界を行き来しながら矛盾を修正し、物語を進めるのが基本的な流れである。ゲーム内の期間は、4日間。本作は楓エンディングしかなく、途中の誤った記憶の中で桜、亜沙、プリムラ、麻弓、撫子とのHシーンが入っている。すべてランティスより発売。『電撃G's magazine』2006年6月号で奈月ここによる四コマ漫画が掲載された(登場人物は芙蓉楓・土見稟)。『PUSH!!』2006年11月号では、羽純りおによるコマ漫画が掲載された(登場人物はプリムラ・時雨亜沙、紹介のみで八重桜)。ともに『Really? Really! Visual Fan Book』に収録されている。
出典:wikipedia
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