十種競技(じっしゅきょうぎ)とは、二日間で合計十種の競技を行い、その記録を得点に換算し、合計得点で競う陸上競技である。英語名はデカスロン(decathlon)。この競技の勝者はキング・オブ・アスリートと称えられることがしばしばある。これは短距離走、中距離走、長距離走、投てき、跳躍といったそれぞれ相反する身体能力を必要とする競技において、すべてで一線級の成績を残さなければならないためである。ときとしてデカスリートの成績が専門競技者のそれを超えることすらあるほどである。男子十種競技の場合、以下のような競技日程で行われる。またこれらの競技を1時間で全てこなすという「ワンアワーデカスロン」なる大会も行われているのである。オリンピック種目としては1904年のセントルイスオリンピックから採用されている。女子十種競技もあるが、こちらはオリンピックや世界陸上選手権では行われない。それでも日本記録及び世界記録は2004年から公認されている。短距離走3種目のフライングに関しては、1回目では失格にならず2回目以降は誰が飛出しても失格になる。各種目の得点は、Tに記録を秒単位、Dに記録をm単位、dに記録をcm単位で代入して以下のように計算される。ただし手動計測の場合は、100mと110mHでは+0.24秒、400mでは+0.14秒しなくてはならない。但し、採点法の変更はこれまで度々ある。1986年にやり投の規格変更があったが、それ以前の記録も公認されている。
出典:wikipedia
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