アフタヌーン四季賞 (アフタヌーンしきしょう)は、講談社の漫画雑誌『月刊アフタヌーン』が創刊時(1986年)から主催している漫画新人賞である。その名の通り春・夏・秋・冬の四季にあわせ、年4回の募集がある。作品のジャンル、ページ数とも無制限という自由さが特徴で、月刊青年誌の賞としては応募数も多く(1回につき150~250本ほどの応募がある)、レベルの高い新人賞として定評を得ている。1次選考、2次選考を経て「四季大賞」、「審査員特別賞」、「四季賞」、「準入選」、「佳作」の作品が合わせて15本ほど選ばれる。大賞は毎回必ず選出されており、大賞作品は創設以降必ず誌面に掲載されているほか、四季賞、審査員賞の作品も高い確率で掲載され、場合によっては佳作の作品にも掲載の機会が与えられる。2005年冬のコンテスト以降、本誌とは別に付録小冊子「アフタヌーン四季賞PORTABLE」が設けられ、大賞以下2-4作品が収録されていたが、2012年冬のコンテストを最後に廃止された。ポータブル廃止後は大賞のみが本誌に掲載されていたが、2014年秋の回から大賞・特別賞・四季賞受賞作品を本誌と増刊に必ず掲載すると発表された。2016年、読み切りが対象の四季賞に加えて、「読み切りではなく今すぐ連載もののマンガを描きたいんだ!」という野心を持った志望者向けに、四季賞チャレンジカップの創設が発表された。大賞受賞者はアフタヌーンの連載権が得られる。『アフタヌーン』編集部に加え、四季ごとにそれぞれ異なる漫画家が審査員を務めており、2016年5月現在の漫画家の審査員は鶴田謙二(春)、高橋ツトム(夏)、萩尾望都(秋)、藤島康介(冬)の4名である。過去の審査員は、1994年の夏以降、長い間うえやまとち(春)、谷口ジロー(夏)、池上遼一(秋)、かわぐちかいじ(冬)の4名が務めていた。2008年、池上に代わって萩尾望都が秋の選考委員として加わり、2013年になって谷口ジローに代わり夏の審査員として高橋ツトムが加わった。高橋は初の四季賞出身の審査員である。その後、冬の選考委員のかわぐちかいじと春の選考委員のうえやまとちが2013年の審査を最後に退任した。替わって、2014年から冬の選考委員に藤島康介が、春の選考委員には鶴田謙二が発表され上述の4人の顔ぶれとなった。2016年夏のコンテストを最後に選考委員の高橋ツトムが退任した。凡例
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。