東宝スタジオ(とうほうスタジオ)は、日本のスタジオである。東京都世田谷区成城・砧にある東宝の映画・テレビのスタジオであることから、東宝撮影所(とうほうさつえいじょ)、砧撮影所(きぬたさつえいじょ)と通称される(ちなみに映像業界内で単に“東宝”に行く・いる・で撮影しているなどと言った場合、このスタジオの事を指す)。日本国内の撮影スタジオでは最大規模であり、東映京都撮影所・東映東京撮影所・日活撮影所・角川大映撮影所などと並び日本の映像業界を代表する撮影スタジオである。約79,000m²(約24,000坪)の敷地内に撮影用ステージ10棟(8棟の映画・テレビ用ステージと2棟のCM専用ステージ(スチールスタジオ完備)があり、2棟のポストプロダクションスタジオ、大道具関連会社2社と塗装会社・衣装会社(東宝コスチューム)の入る大道具棟、美術小道具会社(東宝映像美術)と以下の施設がある。「オフィスセンター」東宝関連4社が事務所をもつ(公式ページ参照)。映画用の8番9番ステージの床面積は32×41.4メートル、1,325平方メートル(402坪)。「アクターズセンター」は、35部屋のキャストルーム(控え室)、7列1部屋のメイクルーム、5部屋の衣装部屋、フィッティングルーム、リハーサルルーム、約80人収容の会議室(面積138m²)、130席のカフェテリアを備える。「プロダクションセンター」は、38部屋のスタッフルーム(事務所用の貸部屋)、14部屋の作品倉庫(貸倉庫)を備える。2008年完成の大道具棟にはスタッフルーム等の他にシャワールーム、更衣室、ランドリーがあり、スタジオに入る作品のスタッフは自由に利用できる。撮影用の照明機材、特機等も一部だがレンタル可能である。過去には特撮用の大プール(約4000m2、建設当時世界最大)も存在し数々の作品で使用されたが、近年は海上シーンなどをCGで表現する事が定着し特撮(ミニチュア撮影)などの需要減少や第1次スタジオ改造計画に伴い2004年に解体された。その規模の大きさは過去の東宝作品のメイキング映像などで窺い知ることはできる。現在は10番ステージの北側に小プール(10メートル×10メートル・深さ3メートル)がある他、7番ステージ床下に収納式のプールがある(使用頻度の低さから埋め立てが決まっている)。2009年からの第2次スタジオ改造計画により映画用の1番・2番ステージとその間の技術課棟(1932年(昭和7年)完成で日本一古かった)と5番・6番ステージが解体され、2010年夏に新5番・6番ステージに生まれ変わった。スタジオの主要施設内は、基本的には個人見学などは受け付けておらず、一般・部外者の立ち入りも原則禁止である(ただし、団体見学については事前に申し込めば行える場合もあるほか、不定期にスタジオを見学できるイベントも実施されている)。
出典:wikipedia
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