入谷駅（いりやえき）は、神奈川県座間市入谷二丁目にある、東日本旅客鉄道（JR東日本）相模線の駅である。単式ホーム1面1線の地上駅。2016年2月21日に宮山駅と倉見駅が無人化される前までは、相模線唯一の完全無人駅だった。最盛期には後述の砂利採取線から運搬された砂利の積み出し駅として、橋本方東側に広い構内があり駅員が配置されていた。現在も中学生等の社会体験授業のときには職員が配置される。自動券売機が設置されていないため、乗車時には乗車駅証明書を発行機から取り、車内または下車駅で運賃を支払う。そのため、出入口にその旨が表記された看板が掲出されている。また、Suicaを所持していれば簡易Suica改札機が利用できるが、チャージはできないため、残額不足の際には他の駅での精算となる。緊急時（人身事故・車両トラブル等）の際には隣駅で、管理を行っている海老名駅から稀に職員が派遣される（程度によっては放送・看板のみ）。2007年度の1日平均乗車人員は1,091人である。近年の推移は下記の通り。駅周辺は市街化調整区域に指定されている。周囲には田圃が広がり、駅からもっとも近い家屋でも100m以上離れているような場所に立地している。かつては海老名駅との間に上今泉駅が、相武台下駅との間に本座間駅が置かれていた。

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