『メタルスレイダーグローリー』 (Metal Slader Glory) は、HAL研究所より1991年8月30日に発売された日本のゲームソフト。HAL研究所が独立ソフトメーカーとして発表した最後の作品で、漫画家☆よしみるのキャラクターデザインとストーリーを元に企画、構成されたコマンド選択式SFアドベンチャーゲーム。開発から販売に至るまでに4年2ヶ月を費やしたとされており、ファミリーコンピュータのハード性能の限界に迫るグラフィックとサウンド、魅力あるストーリーとキャラクター、そしてファミリーコンピュータとしては最大容量の8メガROMを搭載していることが特徴だが、当時は既にスーパーファミコンへの移行期であったうえ、当時の日本のコンシューマゲーム機でADVはRPGほど人気のあるジャンルではなかったこともあり、流通量が少なく、プレミアムソフトの代表格の1つとして扱われる事が多い。テレビ番組『ゲームセンターCX』(2003年 - 、フジテレビONE)での所有者へのインタビューによると、本作について「宣伝費のかけ過ぎでメーカーが潰れた」と説明された。2000年11月29日には、容量の都合でカットされたシナリオの一部を復活させ、さらに☆よしみる自身がグラフィック全般の手直しなどを行ったリメイク版『メタルスレイダーグローリー ディレクターズカット』がニンテンドウパワーで発売され、ローソンのみで行われた同日限定予約販売のプリライト版に限っては、特製のポストカード5枚セットが予約特典として追加された。なお、本作はスーパーファミコンおよびニンテンドウパワーにおける最後のタイトルである。2007年12月18日にはWiiの、2015年7月1日にはWii Uのバーチャルコンソールで、ファミコン版の配信がそれぞれ開始された。こちらは画面演出による視聴者への影響を考慮して、明度を落とした仕様になっている。また、2015年12月9日には、Wii Uのバーチャルコンソールでディレクターズカット版の配信が開始された。なお、本作で登場するロボットの「GLORY」が、SRビデオゲームロボティクス2で立体化されている。HAL研究所のアドベンチャーゲームは『殺意の階層』『御存知弥次喜多珍道中』(ともにハイパーウェア)に続く3作品目。日向忠の手元に届いた1台の作業用メタルスレイダー。忠がメタルスレイダーに乗り込むと、「地球は危機に瀕している…。このメタルスレイダーの創造主を探せ…。」という謎のメッセージが流れてくる。このメッセージの謎を解くために、忠はゲンの店へ向かう。声優は、2008年7月24日に発売されたドラマCD版でのキャスト。2040年初頭に起こった油脂類燃料の使用制限により、太陽光や水素を主体とする無公害エネルギーが主流となったが、油脂類燃料の使用時と比較した際のパワーダウンを解決するために公営企業「I.S.D.C.」の技術チームによって開発された作業用重機「メタルギアーム」が戦闘兵器に転用されたものの総称。徳間書店「ホビーボーイ」で1984年1月から10月まで連載され、『メタルスレイダーグローリー』の原案となった☆よしみるの漫画作品。1993年に辰巳出版より初期作品集としてコミックス全1巻が発行された。なお、本作のメインキャラクターは、ゲーム版『メタルスレイダーグローリー』にゲスト出演している。整備工場を経営しているシン・イチノセら3人を乗せたムーンフェイスは、謎の機能により異世界へ移送され、船に張り付いたロボットの残骸と共に見知らぬ場所に来てしまう。そこには不思議な建造物があり、謎のロボットが襲いかかってきた…。1995年にメディアワークス「月刊電撃コミックガオ!」で連載された☆よしみるの漫画作品。『メタルスレイダーグローリー』の後日談として位置付けられており、本編では語られなかった設定などが登場する。第1巻が発売されて以降は休載となっており、単行本への収録の際に一部シーンの削除などの再編集が成されている。2013年4月1日から2013年7月2日にかけてホビレコード開発ブログで連載されていた☆よしみるの4コマ漫画作品。「世界観だけそのままにして、時系列が無い感覚」で描かれており、特に過去も未来もない作品となっている。他の関連作品については、☆よしみる#主な作品を参照のこと。
出典:wikipedia
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