大正駅(たいしょうえき)は、大阪府大阪市大正区にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)、・大阪市交通局(大阪市営地下鉄)の駅である。JR西日本の大阪環状線と、当駅を起点とする大阪市営地下鉄の長堀鶴見緑地線との乗換駅となっている。長堀鶴見緑地線の駅には「N11」の駅番号が与えられている。2016年現在、大正区にある唯一の駅である。現在の大阪環状線にあたる鉄道路線は、関西本線の貨物支線として1928年に開通していたが、旅客線化は30年以上後の大阪環状線成立時である。それまでの大正付近の足は市電か市営バスだけであった。相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、分岐器や絶対信号機がない停留所に分類される。改札口は1階にあり、コンコースの中央に設けられている駅務室を挟んで2か所にある。2011年3月12日に行われたダイヤ改正により、全ての快速の停車駅となった。それ以前は、関空/紀州路快速・大和路快速は当駅を通過していたが、京セラドームでのイベント開催時に臨時停車することがあった。新今宮駅が管理する直営駅であり、アーバンネットワークエリアに入っている。また、JRの特定都区市内制度における「大阪市内」に属する駅である。また、ICOCAの利用が可能である(相互利用対象ICカードはICOCAの項を参照)。長らくのりば番号が存在しなかったが、2006年10月中にのりば番号が付与された。1997年の大阪ドーム(現在の京セラドーム大阪)完成にあわせてJR西日本の駅の中では早い1997年3月から自動改札機が導入されていた。また、自動改札機が導入後しばらくは、それまで改札で切符を切っていた駅員が「立ち止まらないでください」と案内をする様子が見られた。「大阪環状線改造プロジェクト」の一環として、2015年3月22日から発車メロディに沖縄民謡の「てぃんさぐぬ花」を導入している。当駅周辺には沖縄県からの移住者が多く住んでおり、沖縄文化色の濃いまちのイメージにちなんでいる。島式ホーム1面2線を持つ地下駅。改札口は心斎橋寄りの1か所のみである。当駅はドーム前千代崎管区駅に所属しており、同管区駅長が、当駅、西大橋駅、ドーム前千代崎駅を管轄する。PiTaPa・スルッとKANSAI対応各種カードの利用が可能である(相互利用が可能なIC乗車券はPiTaPaの項を参照)。長堀鶴見緑地線は将来鶴町方面へ延伸の予定が大阪市交通局より示されている。駅のデザインテーマは、川に囲まれた大正区を表す「川面の交歓(かわものこうかん)」。この駅での列車折返しは引上線方式となっている。到着した上り列車は2番線に入線して乗客を降ろした後、その先にある引上線にて折返しを行い、門真南方面行きとして1番線に入線する。大正区は交通が不便な町であるため、高校生が自転車を駅前に駐輪し、市内や市外の高校へ通学する様子が多く見られる。区内には3校の高校があり、高校生の通学利用が多い駅である。バスや車で送迎してもらい電車を利用する人も多い。普段の駅は通勤通学時以外は閑散としていて利用者が少ないが、京セラドーム大阪でのイベント時は大変混雑する。大正区内には沖縄県出身者のコミュニティがあり、駅周辺には沖縄料理店が点在する。駅の北東で、木津川と道頓堀が合流し、木津川と尻無川(岩崎運河)に分かれる。以下はバスを利用。大阪市営バスが運行しており、主に大正通を経由して大正区内方面へのバスが多数運行されている。最寄り停留所は大正橋停留所。バス乗り場は多数あり、詳しくは外部リンクを参照。2014年11月1日からは大阪シティバスの自主路線としてIKEA鶴浜⇔大正 Express バスも運行されている。1998年10月の調査結果では、大正橋停留所の1日の乗車人員(平日)は12630人である。これは、大阪市営バスの停留所中、2位である。
出典:wikipedia
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